投稿日: Aug 1, 2011

アマゾン ウェブ サービスが本日から全世界で第5回AWSスタートアップチャレンジを開催

AWSクラウドを使ったビジネスの革新性を競う起業家向けコンテスト。
世界各地域からファイナリスト15社を選抜後、1社をグランプリとして表彰。

(米国シアトル 2011年8月1日 発表抄訳)
Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)の子会社であるアマゾン ウェブ サービス (Amazon Web Services, Inc.  以下AWS)はこのたび、AWSのクラウドコンピューティング・プラットフォーム上で事業を展開する革新的なスタートアップ企業の認知を高めるべく、第5回「AWSスタートアップチャレンジ」を開催します。コンテストの対象地域は全世界に拡大されており、北南米地域、アジア太平洋地域、欧州、中近東およびアフリカから、計15のセミファイナリスト(選考会対象者)を選出する予定です。このセミファイナリストには、2,500ドル相当のAWSサービスチケットが授与されます。さらに、この中から選ばれる「グローバルファイナリスト」(最終選考会対象者)には、1万ドル相当のAWSサービスチケットが授与されると共に、最終選考会および授賞式に招待されます。最終選考会で決定する「グローバル・グランプリ」(最優秀賞)には、現金5万ドルと、5万ドル相当のAWSサービスチケット、1年間のAWSプレミアムサポート利用、AWSによる1年間の技術指導を受ける権利が授与され、またアマゾンの出資を受ける可能性も開かれます。なお応募条件を満たす参加者には25ドル相当のAWSサービスクレジットが与えられるため、参加者はエントリー後すぐにAWS上で事業に必要なインフラを構築できます。AWSスタートアップチャレンジへの応募や詳細については、ウェブページ http://aws.amazon.com/startupchallengeをご参照ください。

AWSは、スタートアップ企業が事業に必要なインフラをコスト効率よく迅速に構築・刷新できるよう支援しています。今回のコンテスト「AWSスタートアップチャレンジ」は、応募案件におけるAWSソリューションの使用状況(事業の独創性および創造性、長期的観点からの成功可能性と拡張性)、ならびに市場のニーズへの対応、といった点が審査対象となります。応募締切りは2011年10月2日深夜零時(米国太平洋時間:日本時間で同年10月2日午後4時)です。各地域のセミファイナリストとグローバルファイナリスト(最終選考会出場者)は今年11月に発表予定です。グローバルファイナリストは「AWSスタートアップチャレンジ」最終選考会(11月に開催予定)において、AWSの役員、ベンチャー投資家、テクノロジー業界のリーダーなどを前に、事業のプレゼンテーションを行います。なお最終選考会の模様は全世界にストリーミング配信されます。

AWSの副社長であるアダム・セリプスキーは次のように述べています。「これまで我々はAWSコミュニティの中で、数々の革新的な試みが世界中で実現していく様を見てきました。小さい企業がITリソースを確保するには、かつては非常に高額で桁違いの費用が掛かる場合もありましたが、AWSはそういった企業の活躍の場を広げます。AWSであれば、お客様は使ったリソースの分だけを支払い、先行投資の必要が一切ないため、スタートアップ企業でも事業の拡張に合わせてアイディアをすぐに実行に移すことができます」

M-Dot NetworkのCTO(最高技術責任者)であるマイク・ケイビス氏は次のように述べています。「AWSスタートアップチャレンジで受賞するまで、ベンチャー投資家の当社への関心は非常に低いものでしたが、コンテストでの受賞からわずか1週間で、百万ドル以上の資金を投資家から集めることができ、投資家からの問い合わせも30件以上でした。その後当社は2011年4月にInmarに買収され、現在ビジネスが離陸したところです。AWSの利点は、顧客数の増加にしたがってコンピュータリソースを拡張できるところです。これまでと違って、インフラ設備を先に購入して使うまで寝かせておく必要もなく、業務の拡大や売り上げの伸びに合わせて、必要なインフラ分だけをオンデマンドで追加し支払っていけば良いのです」

TellApartのCEOであるジョシュ・マクファーランド氏は次のように述べています。「AWSのファイナリストに選ばれてからの当社の成長は尋常ではない上昇軌道に乗っており。クライアント数、売り上げ、従業員数ともそれまでの2倍以上になりました。つい最近も1,300万ドルのシリーズB(第2段階の資金調達)を完了しましたが、当社の投資家の皆様は、事業の成長の速さと、それまでに費やした費用の少なさに驚いています。いうまでもなくAWSの利用が当社の成功と効率化の支柱となっています。TellApartのビジョンは、当社の顧客がe-コマースにおいて、最も高い価値をもたらす消費者を見極めることができるよう支援することです。我々は顧客のデータを一日あたり1万リクエスト以上分析しており、これには非常に多くのコンピュータリソースが必要となります。AWSの利用が、これだけの規模の大量のデータ分析を可能としているのです」

Mediology Softwareのディレクターであるマニシュ・ディンガ氏は次のように述べています。「2010年にAWSスタートアップチャレンジのファイナリストに選ばれてからというもの、消費者や顧客が当社に対して抱く信頼は飛躍的に高まりました。AWSのプラットフォームのおかげで、データベースやストレージ、メッセージング、コンテンツ配信、電子メール、モニタリングなどの技術インフラ一式をすぐに使用し、当社のアプリケーションに組み込むことができました。これによってグローバル規模でアーキテクチャを構築しながら、コストは低く抑えられるため、余剰分をお客様に還元し競争優位性を保つことができます」

コンテストの応募資格は、年間収入ならびに外部資金がそれぞれ1,000万ドル以下であること、かつ 応募案件にAmazon Elastic Cloud Compute (Amazon EC2)やAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)などのAWSのクラウドコンピューティングソリューションを使用していることです。コンテストの各種規約ならびに受賞内容等の詳細は、ウェブサイトhttp://aws.amazon.com/startupchallenge(英語)をご参照ください。

アマゾン・ドットコムについて www.amazon.com
Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするフォーチュン500の一企業であり、1995年にワールド・ワイド・ウェブ上でサービスを開始して以来、地球上で最大の取扱い品数を誇っています。Amazon.com, Inc. は地球上で最もお客様を大切にする企業として、お客様がオンラインで求めるあらゆるものを検索・発見し、できる限り低額でお求めいただける場であるよう注力しています。Amazon.com とそこに集う小売業者では、数百万種類にものぼるユニークな新製品から中古品まで、書籍、映画、音楽とゲーム、デジタル・ダウンロード、エレクトロニクスおよびコンピュータ製品、ホームおよびガーデニング製品、おもちゃ、キッズおよびベビー向け製品、食品、アパレル、靴およびジュエリー、ヘルスおよびビューティ製品、スポーツおよびアウトドア製品、ツール、自動車および産業向け製品といったカテゴリで展開しています。アマゾン ウェブ サービスでは、アマゾンを支える技術基盤をベースとするクラウド上のインフラサービスを、あらゆる種類のビジネスに携わる開発者のお客様が簡単に利用できるようにしています。キンドル、キンドル3G、キンドルDXは革新的かつポータブルな電子書籍リーダーであり、書籍や雑誌、新聞、ブログや個人のドキュメントを無線通信を通じてダウンロードし、高解像度の電子インクディスプレイを通じて、まるで本物の紙で読んでいるかのような明瞭さで読むことができます。キンドル3GやキンドルDXはいずれも携帯電話に使われているのと同じ3G通信を活用しており、ユーザーはもう無線LANのホットスポットを探し回る必要はありません。キンドルはアマゾンで販売している数百万種類もの商品の中でもっとも売れている商品です。
Amazonおよびそのアフィリエイトでは、www.amazon.com, www.amazon.co.uk, www.amazon.de, www.amazon.co.jp, www.amazon.fr, www.amazon.ca, www.amazon.cn, および www.amazon.itといったサイトを運営しています。特に断りのない限り、「Amazon.com」「当社」 「当社の」といった表現にはAmazon.com, Inc. とその子会社が含まれています。

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
本リリースは、米国1933年証券法第27条Aおよび米国1934年証券取引法第21条Eに規定される意味においての「将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)」に該当する記述が含まれています。実際の業績は経営予想と大きく異なる可能性があります。これら将来予想に関する記述は様々なリ スクおよび不確定要因により実績と異なる可能性があり、それらリスクおよび不確定要因には、競争、成長の管理、新たな商品、サービスおよび技術、営業結果 の変動可能性、国際的拡大、訴訟および申し立ての結果、配送センターの最適化、季節的要因、取引契約、買収および戦略的提携、外国為替相場、システム中断、在庫、政府規制と課税、支払いならびに不正行為などが含まれます。その他Amazon.com, Inc.の業績に影響する可能性のある事項については、最新のForm 10-Kのアニュアルレポートおよびそれ以降の提出文書など、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出している文書にも記述されています。

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