AWS CloudFormation は、インフラストラクチャをコードとして扱うことで、関連する AWS およびサードパーティーのリソースのコレクションをモデル化し、プロビジョニングし、管理するための簡単で一貫した方法を提供します。お支払いはお客様が実際に使用した分だけで、最低料金や前払いの義務は発生しません。CloudFormation でレジストリ拡張機能を使用する場合、ハンドラーオペレーションごとに料金が発生します。 ハンドラーオペレーションは、リソースタイプの CREATE、UPDATE、DELETE、READ、または LIST アクションと、フックタイプの CREATE、UPDATE、または DELETE アクションです。ハンドラーオペレーションとリソースプロバイダーの詳細については、CloudFormation のドキュメントをご参照ください。

料金 - サードパーティーリソースプロバイダー (AWS::*、Alexa::*、Custom::* 以外)

次の名前空間にあるリソースプロバイダーを AWS CloudFormation で使用する場合は、追加料金は発生しません: AWS::*、Alexa::*、Custom::*。この場合、AWS CloudFormation を使用して作成した AWS リソース (Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) インスタンス、Elastic Load Balancing のロードバランサーなど) に対しては、手動で作成した場合と同様、料金が発生します。 お支払いはお客様が実際に使用した分だけで、最低料金や前払いの義務は発生しません。

ハンドラーオペレーション期間の最初の 30 秒はオペレーションごとに追加費用なしで提供されます。* ハンドラーオペレーションでは、1 つのオペレーションの使用時間が 30 秒より長い場合、30 秒のしきい値を超えた部分に対し毎秒 0.00008 USD が課金されます。

** 無料利用枠には、フックおよびサードパーティーのリソースプロバイダーオペレーションが含まれます。

データ転送: 標準の AWS データ転送料金で課金されます。

例 1

この例では、AnotherCompany::Dashboard::Instance といったような名前の、500 個のサードパーティー製リソースを管理しているとします。各リソースは、1 日に 1 回のオペレーションを行います。この場合のハンドラーオペレーションの使用時間は、どれも無料の 30 秒のしきい値を超えていないと仮定します。この場合、AWS CloudFormation からの請求額は次のように計算されます。

サードパーティーハンドラーオペレーションの合計: 500 リソース × 30 オペレーション = 15,000
合計請求額 = (サードパーティーハンドラーオペレーション数 - 無料利用枠) × ハンドラーあたりの料金 + しきい値を超えた時間 × 秒あたりの料金
合計請求額 = (15,000 - 1,000) × 0.0009 USD + 0 USD = 12.60 USD

例 2

この例では、1 つのアカウントで MyCompany::Widget::Instance といったような名前の、200 のリソースを管理しているとします。各リソースは、1 日に 1 回のオペレーションを行います。 これらのオペレーションの中には、長い処理時間を必要とするものがあります (全リソースで合計 4 時間分の超過時間) 。月ごとの CloudFormation の請求額は、次のように計算されます:

プライベートリソースのハンドラーオペレーションの合計: 200 リソース × 30 オペレーション = 6,000
ハンドラー使用の超過時間 = 4 時間 × 3,600 = 14,400 秒
合計請求額 = (リソースハンドラーオペレーション数 - 無料利用枠) × ハンドラーあたりの料金 + 使用超過時間 × 秒あたりの料金
合計請求額 = (6,000 - 1,000) × 0.0009 USD + 14,400 × 0.00008 USD = 4.50 USD + 1.152 USD = 5.65 USD

料金設定 - フック

AWS CloudFormation フックには、呼び出しの数と期間に基づいて、ハンドラーオペレーション料金が発生します。

ハンドラーオペレーション期間の最初の 30 秒はオペレーションごとに追加費用なしで提供されます。* ハンドラーオペレーションでは、1 つのオペレーションの使用時間が 30 秒より長い場合、30 秒のしきい値を超えた部分に対し毎秒 0.00008 USD が課金されます。

** 無料利用枠には、フックおよびサードパーティーのリソースプロバイダーオペレーションが含まれます。

データ転送: 標準の AWS データ転送料金で課金されます。

例 1

この例では、MyCompany::Hook::BestPractice などの 1 つのアカウントで 15 個のフックがアクティブになっています。15 個のフックのそれぞれを呼び出すスタックオペレーション (作成/更新/削除) を毎日 10 回実行します。すべてのフックハンドラーは、30 秒のしきい値内で実行されます。この場合、AWS CloudFormation からの請求額は次のように計算されます。

フックハンドラーオペレーションの合計: 15 フック * 毎日 10 オペレーション * 30 日 = 4,500
合計請求額 = (フックハンドラーオペレーション数 - 無料利用枠) × ハンドラーあたりの料金 + しきい値を超えた時間 × 秒あたりの料金
合計請求額 = (4,500 - 1,000) * 0.0009 USD + 0 USD = 3.15 USD

例 2

この例では、AnotherCompany::Hook::Encryption などの 1 つのアカウントで 25 個のフックがアクティブになっています。25 個のフックのそれぞれを呼び出すスタックオペレーション (作成/更新/削除) を毎日 5 回実行します。これらのオペレーションの中には、長い処理時間を必要とするものがあります (全リソースで合計 2 時間分の超過時間) 。月ごとの CloudFormation の請求額は、次のように計算されます:

フックハンドラーオペレーションの合計: 25 フック * 毎日 5 オペレーション * 30 日 = 3,750
ハンドラー使用の超過時間 = 2 時間 × 3,600 = 7,200 秒
合計請求額 = (フックハンドラーオペレーション数 - 無料利用枠) × ハンドラーあたりの料金 + しきい値を超えた時間 × 秒あたりの料金
合計請求額 = (3,750 - 1,000) * 0.0009 USD + (7,200 * 0.00008 USD) = 3.05 USD

料金に関するその他のリソース

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