Architecting on AWS」コースの上位コースである「Architecting on AWS – Advanced Concepts」 コースは、スケーラブルで伸縮自在なアプリケーションをAWS上で、設計/運用している方向けコースです。Architecting on AWS コースで学習した内容を踏まえ、データ分析や、構成管理、セキュリティーを考慮した、さらに高度なシステムの設計方法を学習します。よりスケーラブルで、安全で高可用性を考慮した伸縮自在なアプリケーションの設計思想を学習すると同時に、AWSサービス、例えばAmazon Elastic MapReduce, AWS OpsWorksやAWS Elastic Beanstalkなどの製品に関して学習します。
英語版テキストを使用しますが、演習および講義は日本語にて提供いたします。
- このコースを修了すると、次のことができるようになります。
Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC)を使用した、より複雑なシステムを作成できる。 - ブートストラップや自動構成を組み込んだデザインパターンを理解する。
マルチアベイラビリティーゾーン、マルチリージョソを利用し、高可用性や耐障害性を考慮したシステムを作成できる。
- Auto Scalingを利用した様々なデザインパターンを理解する。
- Amazon CloudFrontを利用したキャッシュコンテンツ配信を理解する。
- AWS Data Pipeline, Amazon Redshiftや Amazon Elastic MapReduceなどデーター分析サービスを理解する。
- AWS Elastic Beanstalk や AWS OpsWorksなどのアプリケーションマネージメントサービスを理解する。
- AWS Identity and Access Management (IAM)によりセキュリティーを向上する。
このコースは次のような方を対象としています。
- クラウドインフラストラクチャとリファレンスアーキテクチャの設計を担当する方
- 「Architecting on AWS 」コースを受講された方
- AWSでのアーキテクトおよびシステム設計/導入をされるシステムエンジニアや開発者
- 「 Architecting on AWS」コースを修了済み、もしくは同等の知識がある方(必須)
- クラウドコンピューティングに関する知識
- 一般的なネットワーキング設計の知識と経験
- AWSのコアサービス、例えば、Amazon EC2 , Amazon S3やAmazon RDS に関する知識と経験
このコースは、次の形式を組み合わせて実施します。
- クラスルームトレーニング
- ハンズオンラボ
- グループディスカッション
このコースにはハンズオン演習およびディスカッションが含まれており、学習したスキルを試す機会となるとともに、実際の作業環境に応用できるようになります。
- 3 日間
第 1 日
- コースの概要
- Amazon VPCを利用したネットワーク設計/構成
- Amazon VPCを利用した高可用性の実現
- システム設計からAWS CloudFormationの作成
- ブートストラップと自動構成
第 2 日
- コマンドラインツールとAuto Scaling
- データ分析
- ストレージライフサイクルマネージメント
- アプリケーションマネージメントサービスの概要
第 3 日
- アイデンティティーとアクセス管理
- Amazon CloudSearchの有効活用
- Amazon CloudFront の有効活用