投稿日: Jan 23, 2013

アマゾン ウェブ サービスがハイメモリ クラスタ インスタンスを発表

10番目となるAmazon EC2 インスタンスファミリー が
メモリ集約型のWindowsやLinuxアプリケーション向けの大容量RAMとCPUを提供

(米国シアトル、2013年1月22日発表)
Amazon.com(NASDAQ:AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc. (AWS) は本日、インメモリ分析、データベース、キャッシング、および科学技術計算など、メモリ集約型のアプリケーション用に設計された、新しいAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス ファミリーとなるハイメモリ クラスタ インスタンスを発表しました。ハイメモリ クラスタ インスタンスはシングルインスタンスに大容量のメモリが必要なアプリケーションや、分散メモリを活用する必要があるアプリケーションに最適です。ハイメモリ クラスタ インスタンスは分散型のメモリ集約型アプリケーションにとって、最もコスト効率のよいAmazon EC2 インスタンスで、他のインスタンスに比べて、ギガビットあたり、より低価格なメモリを提供します。これらのインスタンスは、88 EC2 Compute Units (ECUs) のコンピュート性能を提供するIntel Xeon E5-2670プロセッサがベースとなっており、120GBのフラッシュメモリを備えたインスタンスストレージ、高帯域幅ネットワークおよび244GiBのRAMを提供することで、インメモリ分析やその他のメモリ集約型のアプリケーションを、より高性能で効果的に稼働させます。Amazon EC2とハイメモリ クラスタ インスタンスはこちらから利用できます。
http://aws.amazon.com/ec2

「医療供給機関、ソーシャル・ネットワーク企業、広告テクノロジー企業が利用する、リアルタイム・アプリケーションなどのメモリ集約型ワークロードには、高性能を維持するために大容量メモリが必要です。」と、AWS コンピュート・サービスVPのピーター・デサントスは述べています。「AWSはこのハイメモリ クラスタ インスタンスをこれらのワークロード用に設計しました。このインスタンスはここ6か月で3番目に発表された、特に高性能アプリケーション向けに設計されたインスタンスファミリーです(ハイストレージ インスタンスとハイ I/O インスタンスに続いて)。AWSは今後もお客様からの声をきき、新たなインスタンス ファミリーを追加することでお客様のアプリケーションに対する要望に応えます」

「新しいハイメモリ クラスタ インスタンスはAWSクラウド上で稼働するSAP HANAでさらに大きな負荷を処理するために、より多くのCPUコア数とストレージ容量を提供しています。」とSAP HANA Cloud VPのSapan Panigrahiは述べています。「SAP HANA インメモリ コンピューティングの強みとAWSの俊敏性と低価格さを活用することで、新世代のソリューションが可能になります。SAPは本インスタンスにより、クラウド上でリアルタイム・アプリケーションを動かすお客様をサポートできるのを楽しみにしています。」

「エンジンヤードは、何千もの開発業者や企業がクラウド上で、ビジネス分析、広告およびソーシャルメディア分析のための強力なアプリケーションを書いたり、展開することを可能にします。」とエンジンヤード オペレーション SVPのBill Plattは述べています。「ハイメモリ クラスタ インスタンスの高いコンピュータ性能およびネットワーク性能と統合された大容量のメモリは、エンジンヤードのプラットフォーム上でインメモリ分析やトランザクション・アプリケーションを動かすお客様にとって非常に有益です。」

お客様はAWS Management Console、AWSおよびAmazon EC2のコマンドラインインターフェース、AWS SDK、そしてサードパーティのライブラリを利用することでLinuxおよびWindowsのハイメモリ クラスタ インスタンスを利用開始できます。ハイメモリ クラスタ インスタンスは現在、米国東部(北バージニア)リージョンで利用可能で、今後数ヶ月の間に他のAWSリージョンでも利用可能になります。また、ハイメモリ クラスタ インスタンスはオンデマンド、リザーブドまたはスポット インスタンスで利用できます。Amazon EC2とハイメモリ クラスタ インスタンスについての詳細は下記をご参照ください。http://aws.amazon.com/ec2


アマゾン ウェブ サービスについて
2006年にスタートしたアマゾンウェブ サービス(AWS)は、企業に対して不可欠なインフラをウェブサービスという方法で提供し始めました。これが今日、「クラウドコンピューティング」という名前で広く知られているものです。クラウドコンピューティング、そしてAWSがもたらすメリットとは、究極的には新しいビジネスモデルによって設備投資費を変動費に転換させる能力です。企業はもはや、何週間も何ヶ月も前からサーバなどのITリソースの購買計画を準備する必要はありません。AWSの利用によって、アマゾンの優れた専門能力と規模の経済効果を生かし、企業は必要なときにリソースを入手し、いち早く、かつ低コストで結果を出すことができます。今日、アマゾン ウェブ サービスは、信頼性と拡張性に富み低コストのインフラプラットフォームをクラウド上に構築し、世界190ヵ国以上の数十万社に及ぶ企業、政府・官公庁、スタートアップ企業のビジネスを支えています。AWSはAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)など、30以上の様々なサービスを提供しています。AWSのサービスは、米国、欧州、ブラジル、日本、シンガポール、およびオーストラリアなどのデータセンター拠点を通じて利用可能です。


アマゾン・ドットコムについて www.amazon.com
Amazon.com, Inc. (NASDAQ: AMZN)は、米国ワシントン州シアトル市を本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にwww上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。お客様がオンライン上で求められるあらゆるものを探し、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、地球上で最もお客様を大切にする企業であることを目指しています。Amazon.com とその他売り手は、書籍、映画、ミュージック&ゲーム、デジタル・ダウンロード、エレクトロニクス&コンピューター、ホーム&ガーデン用品、おもちゃ、キッズ&ベビー用品、食料品、アパレル、シューズ&ジュエリー、ヘルス&ビューティー用品、スポーツ&アウトドア用品、ツール、自動車および産業用品など何百万点にも及ぶユニークな新製品、再生品および中古製品を取り揃えています。
アマゾン ウェブ サービスでは、アマゾンを支える技術基盤をベースとするクラウド上のインフラサービスを、あらゆる種類のビジネスに携わるデベロッパーのお客様が簡単に利用できるようにしています。
Kindle PaperwhiteはKindleの従来機と比較して、画素数が62%増、25%コントラストが鮮明なディスプレイを搭載しており、あらゆる明るさの下でも快適に読書ができる独自技術の内蔵型フロントライトを搭載しており、8週間持続可能なバッテリー、および薄くてコンパクトなデザインで、最も先進的な電子書籍リーダーです。
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将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
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野見山 祐子 PRマネージャー Amazon Web Services
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