投稿日: Dec 12, 2016

AWS コストを分類しトラックするためにタグを使用することができますが、これはユーザーが常に忘れずにリソースでタグ適用を行い、そのタグをコスト配分で有効にしているかにより異なります。この作業量を減らすため、AWS はタグが作成した新しいリソースであることを自動的に記すオプションを提供することにしました。このタグには、アカウント ID や IAM ロールのような認証メカニズムに依存するリソース作成者に関連する情報が含まれます。タグが作成したリソースは請求 & コスト管理コンソール特有のものとなりますが、請求明細レポート、コスト & 使用状況レポート、コストエクスプローラー、予算関連のサービス内にあるユーザー定義のコスト配分タグと同じように機能します。

タグが作成するリソースの他にも、コスト配分タグのダッシュボードから支払人のアカウントでユーザーが定義したタグをオンデマンドで更新できる新機能も追加しました。これにより支払人のアカウントは、リンクしたアカウントで作成されたユーザー定義のタグをさらにすばやく更新し見ることができます。コスト配分タグのダッシュボードでタグが更新されるたびにメール通知が送信されるので、支払人のアカウントはコスト配分用にタグを有効にすることができます。

本日より、支払人のアカウントは請求 & コスト管理コンソールにあるコスト配分タグのダッシュボードから新機能にアクセスすることができます。コスト配分タグの詳細については「コスト配分タグの使用」をご覧ください。

コスト配分タグは請求レポートとツールで完全に統合されています。たとえば、コストエクスプローラ-でコストをフィルタしたりタグでグループ別にすることで、今まで以上に可視性を高めることができます。さらにコストエクスプローラーに追加した表示オプションを使用してタグ付けしていないリソースに関連するコストを見ることもできます。この新機能はタグを付けていないリソースを監査しやすくするため、コスト分析の透明性を高めることができます。さらに詳しく分析するには特定のアカウントやサービスにフィルタを追加することができます。

開始するには請求 & コスト管理コンソールのコストエクスプローラーにアクセスしてください。コストエクスプローラーの詳細は「コストエクスプローラ―のユーザーガイド」をご覧ください。