投稿日: May 16, 2018

AWS Step Functions でより多くのスループットワークフローがサポートされるようになり、イベントレートや変数負荷の高いアプリケーションと調整するのが容易になりました。本日より、スループットが従来の状態遷移 400 回/秒から、状態遷移 5,000 回までのバースト能力を含む状態遷移 1,000 回/秒に増強されました。AWS Step Functions でのステートマシンの実行のデフォルトスタートレートもまた、25 回/秒から200 回/秒に増えて、一部のリージョンでは最大 1,000 回のスタートまでバーストする能力があります。

スループットワークフローが大きいほど、Amazon DynamoDB ストリームなどのストリーミングソースからデータ処理ワークフローを開始する、または Amazon CloudWatch Events のイベント照合ルールへの応答として、自動化されたセキュリティチェックを開始するなど、新たなユースケースが利用できるようになります。

AWS Step Functions にはデフォルトでステートマシーンパラメーターのサイズで、一定の期間に作成できる API アクションの数や 1 秒あたり処理されるステート処理の数などに上限が設けられています。これらの制限により、誤って設定されたステートマシンがシステムの全リソースを消費するような状況を回避できます。デフォルトの制限がお客様のニーズに満たないときは、AWS サポートに連絡して制限の引き上げをリクエストできます。

この機能は米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、および欧州 (アイルランド) にてご利用いただけます。AWS Step Functions をご利用いただけるリージョンの完全なリストは、AWS リージョンを参照してください。 詳細については、ドキュメントを見るか、AWS Step Functions ページをご覧ください。