投稿日: Jul 9, 2020

AWS Organizations を使用して、一部の AWS 機械学習サービスによるコンテンツの使用を管理できるようになりました。特定のサービス (Amazon CodeGuru Profiler、Amazon Comprehend、Amazon Lex、Amazon Polly、Amazon Rekognition、Amazon Textract、Amazon Transcribe、Amazon Translate) では、サービス向上のためにコンテンツを使用することがあります。以前は、この使用をオプトアウトするには、AWS サポートにお問い合わせいただいていました。今回の新機能を使用すると、AWS サポートに問い合わせることなく、オプトアウトする組織ポリシーを設定し、その設定を組織内の全アカウントに適用することができます。 

コンテンツの使用をオプトアウトする際は、上記のサービスのいずれかに適用するか、またはすべてに適用するかを選択できます。さらに、各アカウントの有効なポリシーをクエリして、そのステータスを確認することができます。上記以外の機械学習サービス (Amazon SageMaker、Amazon Kendra、Amazon Personalize、Amazon Forecast、Amazon Comprehend Medical、Amazon Transcribe Medical など) に関しては、サービス向上のためにお客様のコンテンツを使用することがないため、オプトアウトは適用されません。 

こちらのドキュメントを参照して、サンプルを含む AI サービスオプトアウトポリシーを作成し、AWS Organizations コンソールまたは AWS SDK を使用して組織にアタッチします。当該サービスによるコンテンツの使用法の詳細については、当該サービスのデータプライバシーに関するよくある質問をご覧ください。 

AWS Organizations は、AWS のワークロードを拡大しスケールする際の環境の管理に役立ちます。AWS Organizations を使用すると、アカウントの作成を自動化し、ビジネスニーズを反映したアカウントのグループを作成し、それらのグループにポリシーを適用して管理することができます。すべての AWS アカウントに対して単一の支払い方法を設定することにより、請求を簡素化することもできます。