投稿日: Aug 12, 2020

AWS Storage Gateway が、AWS Storage Gateway ハードウェアアプライアンスの国際的な可用性を、アジアパシフィック、南米、カナダの AWS リージョンに拡大します。また、AWS コンソールを使用する注文方法も効率化します。今後、ハードウェアアプライアンスは、米国と欧州に対してだけでなく、より国際的に出荷できるようになりました。効率化された注文プロセスにより、各企業での IT 機器購入に関する調達ポリシーにも準拠します。お客様は、見積請求や購入注文の送信を、AWS コンソールから直接行っていただけます。 

ハードウェアアプライアンスとは、Storage Gateway ソフトウェアに事前ロード済みの、検証を受けたサーバー定義のことです。アプライアンスは、AWS コンソールもしくは API から管理するもので、仮想化インフラストラクチャの可用性が低い環境にあるお客様のために設計されています。追加のインフラストラクチャが不要で、すぐに簡単にデプロイを実行できます。今回のリリースにより、お客様はハードウェアアプライアンスの注文を、AWS コンソール使用して、簡単かつシームレスにできるようになりました。 

ハイブリッドクラウドストレージサービスである Storage Gateway では、ファイル、テープ、およびボリュームゲートウェイを通じて NFS、SMB、iSCSI、iSCSI-VTL の各インターフェイスを使用することにより、オンプレミスのアプリケーションが実質的に無制限のクラウドストレージにアクセスできるようになります。このサービスにより、クラウドストレージでバックアップされているオンプレミスのファイル共有を使用しながら、AWS でデータのバックアップとアーカイブ化ができます。また、オンプレミスアプリケーションには、クラウド内データへのアクセスが提供されます。 

現在、Storage Gateway のハードウェアアプライアンスは、16 の AWS リージョンでサポートされています。詳細については、リリースブログをお読みいただくか、AWS Storage Gateway ハードウェアアプライアンス製品ページにアクセスしてください。また、ドキュメントもご用意しています。使用を開始するには、Storage Gateway コンソールにアクセスしてください。