投稿日: Dec 21, 2020

Porting Assistant for .NET による自動コード変換のサポートが開始されました。ソースコードの互換性を特定することに加えて、Porting Assistant では、自動的にソースコードを変更して .NET Core でよく見られる非互換性に対処できるようになりました。たとえば、Porting Assistant がアプリケーションでの Entity Framework の使用を検知すると、EF Core を依存関係として自動的に追加し、ソースコードの名前空間を更新して、該当するスタブを追加することでデベロッパーがアプリケーションをすばやく移植できるようにします。

Porting Assistant for .NET は、.NET Framework アプリケーションをスキャンし、.NET Core または .NET 5 の互換性評価を生成するオープンソース分析ツールで、Linux にアプリケーションをより迅速に移植するために役立ちます。.NET Framework アプリケーションを .NET Core または .NET 5 に移植することで、お客様は、Linux のパフォーマンス、コスト削減、および堅牢なエコシステムを利用できるようになります。

コード変換支援機能が搭載された最新の Porting Assistant for .NET は、こちらからダウンロードできます。既存のお客様には、ツールを最新バージョンに更新することで、この新しい機能をご利用いただけます。

コード変換の使用方法に関する詳細については、GitHub のドキュメントを参照してください。