投稿日: Apr 19, 2021

AWS ソリューションチームは最近、工場設備の AWS クラウドへの安全な接続を提供するソリューションである Machine to Cloud Connectivity フレームワークを更新しました。このソリューションは、機器のテレメトリデータを AWS アカウントに送信するためのフレームワークであり、基盤となるインフラストラクチャの運用を管理する代わりに、AWS のサービスを利用して機器データの分析を実行できます。このソリューションでは、現在、OPC Data Access (OPC DA) プロトコルと CC-Link パートナーアソシエーション (CLPA) の Seamless Message Protocol (SLMP) を使用する、ロバストなデータ取り込みが可能です。OPC Unified Access (OPC UA) プロトコルのサポートは、次のリリースでご利用いただけるようになる予定です。 

この更新により、Greengrass グループがまだ設定されていない場合に、Greengrass グループとサポートリソースを自動的に作成する機能が追加され、Greengrass エッジデバイスのより簡単な設定がサポートされます。

OPC DA コネクタの場合のみ、このアップデートにより、テレメトリデータを、AWS IoT トピックに加えて、Amazon Kinesis Data Streams に送信できるようになりました。そして、最後に、Kinesis データストリームがまだない場合、このアップデートにより、Kinesis Data Streams データストリーム、Kinesis Data Firehose 配信ストリーム、およびデータを保存するための S3 バケットが自動的に作成されます。

AWS ソリューションの実装は、現在 AWS ソリューションのページで入手いただけます。お客様は、一般的な質問をカテゴリ別に検索することで、概略まはた完全な実装の形で回答のソリューションを見つけられます。これらのソリューションは、AWS により厳しく検査され、自動化された、ターンキーリファレンス実装であり、特定のビジネスニーズに対応できます。