投稿日: Jun 30, 2021

AWS は、ロサンゼルスの AWS Local Zones で、汎用 SSD (gp3)、スループット最適化 HDD (st1)、およびコールド HDD (sc1) ボリュームといった 3 つの追加の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームタイプをサポートするようになりました。この拡張により、ロサンゼルスの AWS Local Zones で、既存の gp2 および io1 ボリュームに加えて、gp3、st1、および sc1 ボリュームタイプを使用できるようになりました。

EBS gp3 を使用すると、お客様はストレージ容量にかかわらずパフォーマンスをプロビジョニングでき、既存の gp2 ボリュームよりも GB あたり最大 20% 低い料金でご利用いただけます。お客様は追加のブロックストレージ容量をプロビジョニングする必要なく IOPS (1 秒あたりの入出力オペレーション) とスループットを拡張でき、必要なリソースの料金のみを支払います。gp3 ボリュームは、任意のボリュームサイズで 3,000 IOPS および 125MB/秒のベースラインパフォーマンスを提供します。アプリケーションがベースラインよりも高いパフォーマンスを必要とするユースケースの場合、お客様は追加料金で最大 16,000 IOPS および 1,000 MB/秒にスケールアップできます。これにより、新しい gp3 ボリュームは、MySQL、Cassandra、仮想デスクトップ、Hadoop 分析クラスターなど、低コストで高性能を必要とするさまざまなアプリケーションに最適です。

スループット最適化 HDD (st1) は、最大 500 MB/秒のスループットを必要とする高スループットアプリケーション向けに設計された低コストの HDD ボリュームタイプです。一方、コールド HDD (sc1) は、最大 250 MB/秒のスループットを必要とする、低アクセス頻度の大規模な高スループットデータワークロード向けに設計された、さらに低コストの HDD ボリュームタイプです。st1 および sc1 ボリュームは、MapReduce、Kafka、Extract/Transform/Load (ETL)、ログ処理、およびデータウェアハウスのワークロードのパフォーマンスニーズを満たすために、より高いスループットに「バースト」する機能とともに、一貫したベースラインパフォーマンスを提供します。

お客様は、Amazon EBS の既存の機能である Elastic Volumes を使用して、既存の gp2 または io1 ボリュームをこれらの追加のボリュームタイプ (gp3、st1、sc1) のいずれかに簡単に移行できます。Elastic Volumes を使用すれば、Amazon EC2 インスタンスを中断することなく、既存の EBS ボリュームのボリュームタイプ、IOPS、またはスループットを変更できます。これらのボリュームタイプの詳細については、製品の概要のページとドキュメントをご覧ください。AWS Local Zones の詳細については、AWS Local Zones のウェブサイトにアクセスしてください。