投稿日: Jun 11, 2021

Amazon SageMaker Feature Store は、機械学習 (ML) 機能を保存、更新、取得、共有するためのフルマネージド型の専用リポジトリです。お客様は、GetRecord API を使用して、リアルタイムのユースケース向けにミリ秒単位の低レイテンシーで SageMaker Feature Store から機能を取得できます。この API を使用すると、単一の機能グループから機能を取得し、API コールごとに 1 つのレコードにアクセスできます。これまで、SageMaker Feature Store から一度に複数のレコードを読み取るには、GetRecord API を複数回呼び出し、API コールの並列化を管理して低レイテンシーを実現する必要があったため、運用が複雑になっていました。

本日、新しい BatchGetRecord API を発表します。この API は、お客様が SageMaker Feature Store からレコードを取得する際の柔軟性とスループットを向上させるものです。BatchGetRecord API を使用すると、お客様は、推論時に低レイテンシー (通常はミリ秒単位) を維持しながら、複数の機能グループにわたって API コールごとに複数のレコードにアクセスできます。この操作は、BatchGetRecord API のパラメータとしてレコード識別子、機能名、および機能グループ名を指定するだけで可能です。

1 回の BatchGetRecord API コールには最大 100 個のレコードを含めることができ、最大 10 個の機能グループをクエリできます。詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。使用を開始するには、Amazon SageMaker コンソールにログインします。