投稿日: Jul 30, 2021

本日より、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle は、Oracle タイムゾーンファイルの自動アップグレードのサポートを開始します。Oracle タイムゾーンファイルの自動アップグレード機能は、データベースインスタンスの DST タイムゾーンファイルのバージョンを自動アップグレードする方法を提供します。これまで、データベースで TIMESTAMP WITH TIME ZONE データ型を使用してタイムゾーンを監視しているお客様は、新しいデータベースインスタンスをプロビジョニングし、データを手動で移行する必要がありました。今後、これらのお客様は、現在のタイムゾーンファイルバージョンからデータベースインスタンスで利用可能な最新バージョンへのアップグレードを自動化して、この機能の恩恵を受けることができるようになりました。

Oracle タイムゾーンファイルの自動アップグレード機能を有効にするには、コンソール、AWS Command Line Interface (AWS CLI)、または AWS SDK を使用できます。コンソールでは、TIMEZONE_FILE_AUTOUPGRADE オプションをオプショングループに追加し、新規または既存のデータベースインスタンスに適用します。AWS CLI では、add-option-to-option-group コマンドを使用して TIMEZONE_FILE_AUTOUPGRADE オプションを追加します。

Amazon RDS を使用すれば、AWS でリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、スケールできます。タイムゾーンファイルの自動アップグレードオプションの詳細については、ドキュメントを参照してください。インスタンス、ストレージ、データ転送にかかる最新の料金、および利用できるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle の料金を参照してください。