投稿日: Aug 4, 2021

本日、AWS Copilot はバージョン 1.9 のリリースを発表しました。このリリースでは、AWS Copilot で、AWS App Runner でデプロイされたリクエスト駆動型のウェブサービスにわかりやすい DNS 名を設定できるようになりました。この機能は、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) でデプロイされた、ロードバランスされたウェブサービスで既に利用可能となっていました。AWS App Runner を使用しているお客様は、api.example.com などのわかりやすい DNS 名をマニフェストファイルで直接提供できるようになりました。AWS Copilot は、ドメイン名を App Runner でデプロイされたお客様のサービスに関連付けるために必要なインフラストラクチャをプロビジョンおよび管理します。

AWS Copilot v1.9は、同じ Amazon Virtual Private Cloud (VPC) で複数の環境を作成するためのサポートも追加します。これにより、お客様は、複数の AWS Copilot 環境で単一の VPC を共有することにより、開発段階においてコストを節約できます。デフォルトでは、AWS Copilot は引き続き環境ごとに個別の VPC を作成します。さらに、このリリースでは、AWS Copilot が Docker のデフォルトプラットフォームを自動的に linux/amd64 に設定して、お客様の ARM ベースのマシンとの互換性を向上させています。

AWS Fargate が利用可能なすべてのリージョンで、AWS Copilot を使用して Amazon ECS にアプリケーションをデプロイできます。さらに、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京) といった AWS リージョンで App Runner を使用して AWS Copilot でアプリケーションをデプロイできます。こちらで v1.9 の Copilot リリースノートを参照できます。使用を開始するには、こちらから Mac、Linux、または Windows に AWS Copilot をダウンロードしてください。