投稿日: Sep 30, 2021

Amazon SageMaker JumpStart は、機械学習をすばやく簡単に開始するのに役立ちます。SageMaker JumpStart は、数回クリックするだけで簡単にデプロイできる、最も一般的なユースケース向けの一連のソリューションを提供しており、人気のあるオープンソースモデルをワンクリックでデプロイおよびきめ細かく調整できます。本日より、サンプルのノートブック、テキストモデル、ソリューションなど、マルチモーダル財務テキスト分析ツールのコレクションにアクセスできるようになりました。 

この新しいリリースにより、Amazon SageMaker JumpStart 内で新しい一連のマルチモーダル財務分析ツールが使用可能となります。これらの新しいツールを使用すると、財務テキストドキュメントからの新しいインサイトを使用して表形式の機械学習ワークフローを強化し、最大で数週間の開発時間を節約できる可能性があります。新しい SageMaker JumpStart Industry SDK を使用することで、SEC 登録文書を含む一般的な公開財務ドキュメントを簡単に取得し、感情、訴訟、リスク、読みやすさなどの要約化やスコアリングなどの機能を備えた財務テキストドキュメントをさらに処理できます。さらに、転送学習のために財務テキストでトレーニングされた事前トレーニング済みの言語モデルにアクセスし、データ取得、テキスト特徴エンジニアリング、マルチモーダル分類、および回帰モデルのためにサンプルノートブックを使用できます。最後に、企業の信用スコアリングのソリューションにアクセスできます。このソリューションは完全にカスタマイズ可能であり、AWS CloudFormation テンプレートとリファレンスアーキテクチャの使用が可能であるため、機械学習の導入を加速できます。 

Amazon SageMaker JumpStart は、Amazon SageMaker Studio が利用可能なすべてのリージョンでご利用いただけます。新しいマルチモーダル財務テキスト分析ツールの詳細については、「Use SEC text for ratings classification using multimodal ML in Amazon SageMaker JumpStart」と「Use pre-trained financial language models for transfer learning in Amazon SageMaker JumpStart.」の 2 つのブログをご覧ください。SageMaker JumpStart の使用を開始するには、ドキュメントを参照してください。