投稿日: Sep 8, 2021

本日、シカゴ、カンザスシティ、およびミネアポリスで AWS Local Zones が一般的に利用可能となることを発表します。お客様は、これらの新しい Local Zones を使用して、これらの 3 つの都市圏のエンドユーザーまたはオンプレミスインストールに 1 桁ミリ秒のレイテンシーを必要とするアプリケーションを提供できるようになりました。

AWS Local Zones は AWS インフラストラクチャをデプロイするタイプのサービスで、AWS のコンピューティング、ストレージ、データベース、その他の選択サービスを、現在 AWS リージョンが存在しない大規模な集団、産業、および IT センターの近くに配置します。AWS Local Zones を使用することで、リアルタイムゲーム、ハイブリッド移行、メディアやエンターテイメントコンテンツの作成、ライブ動画ストリーミング、エンジニアリングシミュレーション、AR/バーチャルリアリティ、エッジでの機械学習による推論などのユースケースで 1 桁ミリ秒単位のレイテンシーを必要とするアプリケーションを実行できます。

今回のリリースにより、AWS Local Zones は、ボストン、シカゴ、ダラス、デンバー、ヒューストン、カンザスシティ、ロサンゼルス、マイアミ、ミネアポリス、およびフィラデルフィアといった 10 の都市圏で一般的に利用可能となりました。2021 年後半には、アトランタ、ラスベガス、ニューヨーク、フェニックス、ポートランド、およびシアトルでさらに 6 つの Local Zones が立ち上げられる予定であり、お客様は、超低レイテンシーのアプリケーションを全米の都市でエンドユーザーに提供できるようになります。

EC2 コンソールの [Settings] (設定) セクションから、または ModifyAvailabilityZoneGroup API を使用して、AWS Local Zones を有効にできます。詳細については、AWS Local Zones のウェブサイトにアクセスしてください。