投稿日: Nov 4, 2021

Amazon SageMaker Studio でお客様がカスタム URL のエンドポイントや、特定のヘッダーを必要とするエンドポイントへのテスト推論のリクエストを行えるようになりました。Amazon SageMaker は、ML 専用に構築された幅広い一連の機能をまとめて提供することにより、データサイエンティストとデベロッパーが高品質の機械学習 (ML) モデルを迅速に準備、構築、トレーニング、およびデプロイするのを支援します。Amazon SageMaker Studio は単独のウェブベースビジュアルインターフェイスを装備し、そこではすべてのML開発ステップを実行できます。

お客様は SageMaker のエンドポイントの前に Amazon API Gateway やその他のサービスを使用して、カスタム認証やエンドポイントのカスタムドメイン名などの追加機能を提供することができます。例えば、これらの機能を使って、JSON ウェブトークン (JWT) で保護され、カスタムドメインでブランド化された一般向けの推論エンドポイントを作成することができます。この場合、お客様にはカスタムオーソライザーに必要なヘッダーを追加し、推論リクエスト用のカスタム URL を提供する柔軟性が必要です。以前は SageMaker Studio からデフォルトの SageMaker リアルタイムエンドポイント URL に対してのみ推論リクエストを行うことができましたが、ヘッダーのカスタマイズやエンドポイント URL の変更はできませんでした。お客様はテスト推論リクエストのヘッダーとカスタムエンドポイント URL を指定できるようになりました。さらに、推論リクエストが終了すると、お客様は SageMaker Studio からボタンをクリックするのみで、同等の curl コマンドを生成することができます。これは UI にアクセスできない他の人と共有したり、推論リクエストの他のプロパティを微調整するのに便利です。

この機能は、SageMaker と Amazon SageMaker Studio が利用可能なすべてのリージョンで一般提供されます。SageMaker を利用できるリージョンについては、AWS リージョン表をご覧ください。この機能の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。SageMaker の詳細については、製品ページを参照してください。