投稿日: Jun 29, 2022

AWS Snowcone ソリッドステートドライブ (SSD) デバイスは、既に Snowcone SSD の利用が可能となっている AWS 米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カルフォルニア)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ) に追加されるかたちで、AWS 欧州 (パリ) でもご利用いただけるようになりました。これらの利用可能なリージョンのリストは、今後も拡大予定です。

エッジコンピューティング、エッジストレージ、データ移行などに使用する AWS Snow ファミリーのデバイス群のうち、AWS Snowcone は最小のデバイスとなります。Snowcone は、ハードディスクドライブ (HDD) とソリッドステートドライブ (SSD) の両方のデバイスタイプで利用できます。どちらのデバイスタイプであっても、可搬性、堅牢性、安全性に優れています。リュックサックに収まるほど小型かつ軽量で、過酷な環境にも耐えることができます。お客様は、Snowcone を使用してエッジでアプリケーションをデプロイし、データを収集してローカルで処理し、そのデータをオフライン (デバイスを AWS に発送することにより) またはオンライン (Snowcone で AWS DataSync を使用して AWS にデータを送信することにより) で AWS に移動します。

エッジロケーションでは、データセンターの IT 機器がアプリケーションを実行し、データ移行を行うために必要なスペース、電力、および冷却が不十分であることがよくあります。有線ネットワーク、2 CPU、4 GB メモリ、そして 8 TB ストレージ (Snowcone HDD) または 14 TB ストレージ (Snowcone SSD) を備えた Snowcone では、一部の Amazon EC2 インスタンスまたは AWS IoT Greengrass でエッジコンピューティングワークロードが実行され、データが AWS に移行されます。Snowcone は約 9 インチ x 6 インチ x 3 インチの小型サイズで、重量は 4.5 ポンドです。また、携帯用にバッテリー駆動をサポートしています。

Snowcone をセットアップおよび管理するには、グラフィカルユーザーインターフェイスである AWS OpsHub をご利用いただけます。これにより、エッジコンピューティングワークロードを迅速にデプロイし、クラウドへのデータ移行を簡素化できます。DataSync は、デバイスにプリインストールされており、Amazon S3、Amazon EFS、または Amazon FSx for Windows File Serverの間、および AWS ストレージサービス間でオンラインでデータを移動します。

AWS Snowcone が利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョンサービスリストをご覧ください。使用を開始するには、AWS Snow ファミリーコンソールで Snowcone デバイスをご注文ください。詳細については、AWS Snowcone のドキュメント、または AWS Snowcone の製品ページをご覧ください。