次世代の Amazon FSx for NetApp ONTAP ファイルシステムを発表
本日、前世代のファイルシステムと比較して高い拡張性と柔軟性を提供する、次世代の Amazon FSx for NetApp ONTAP ファイルシステムを発表します。前世代のファイルシステムは、最大 4 GBps のスループットを備えた 1 組の高可用性 (HA) ファイルサーバーで構成されていました。次世代ファイルシステムは、最大 12 HA ペアで作成または拡張できるため、合計スループットを最大 72 GB/秒 (ペアあたり最大 6 GBps) まで拡張でき、最も要求の厳しいワークロードのニーズに合わせてパフォーマンスとストレージを柔軟にスケールできます。
次世代の FSx for ONTAP ファイルシステムにより、1 つの HA ペアで最大 6 GBps のスループットを提供できるようになり、1 つの HA で実行されているワークロードにさらに拡張の余地が広がります。ただし、コンピューティング負荷の最も高いワークロードを使用するお客様は、複数の HA ペアを持つファイルシステムが提供する、より高いスループットを必要としています。これまで、それらのお客様は複数の HA ペアを持つファイルシステムを作成できましたが、後で HA ペアを追加したり、そのスループットを調整したりすることはできませんでした。次世代ファイルシステムでは、HA ペアを追加してスループットキャパシティを調整できるようになり、時間の経過とともにワークロードのパフォーマンスを最適化する柔軟性が高まります。
次世代ファイルシステムは現在、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シドニー) の AWS リージョンでご利用いただけます。単一の HA ペアを持つ次世代のマルチ AZ ファイルシステムと、最大 12 個の HA ペアを持つシングル AZ ファイルシステムを作成できます。詳細については、FSx for ONTAP ユーザーガイドをご覧ください。