Amazon OpenSearch Serverless が時系列ワークロードのサポートを最大 30 TB まで拡大
Amazon OpenSearch Serverless が、時系列コレクションで最大 30 TB のデータのワークロードをサポートするようになりました。OpenSearch Serverless は Amazon OpenSearch Service のサーバーレスデプロイのオプションであり、インフラストラクチャ管理について考える必要がなく、検索と分析のワークロードを簡単に実行できます。OpenSearch Serverless は、大規模なデータセットのサポートにより、ログ分析、セキュリティ分析、リアルタイムのアプリケーション監視など、よりデータ集約的なユースケースに対応できるようになりました。
インデックス作成と検索に使用される OpenSearch Serverless のコンピューティング能力は、OpenSearch Compute Unit (OCU) 単位で測定されます。大規模なデータセットに対応するため、OpenSearch Serverless では、お客様がインデックス作成と検索操作を個別にスケールして、最大 500 の OCU を使用できるようになりました。さらに、このリリースでは、スケーリングを改善し、クエリのレイテンシーを短縮する新しいデータハイドレーションメカニズムが導入されました。コストを管理するために、検索とインデックス作成の OCU の上限を個別に設定します。また、CloudWatch メトリクスを使用して OCU の使用状況をリアルタイムでモニタリングすることで、ワークロードのリソース消費をより的確に把握できます。
OpenSearch Serverless Service の大規模なワークロードとコレクションのサポートは、以下の世界中の 13 のリージョンで利用できるようになりました: 米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州西部 (パリ)、欧州西部 (ロンドン)、アジアパシフィック南部 (ムンバイ)、南米 (サンパウロ)、カナダ中部 (モントリオール)。Amazon OpenSearch Service の可用性の詳細については、AWS リージョン別のサービス表をご参照ください。OpenSearch Serverless の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。