Amazon EventBridge Pipes がカスタマーマネージド型の KMS キーのサポートを開始

投稿日: 2024年9月11日

Amazon EventBridge Pipes では、AWS Key Management Service (KMS) のカスタマーマネージドキーがサポートされるようになりました。これにより、Pipes のフィルターパターン、エンリッチメントパラメータ、およびターゲットパラメータを、デフォルトの AWS 所有キーではなく独自のキーで暗号化できるようになりました。自分で作成、所有、管理するキーを使用することで、組織のセキュリティとガバナンスの要件を満たすことができます。

Amazon EventBridge では、イベントを使用してアプリケーションコンポーネントを接続できるため、スケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを簡単に構築できます。EventBridge Pipes は、イベントプロデューサーとコンシューマーをポイントツーポイントで統合する、シンプルで一貫性のあるコスト効率の良い方法を提供しています。Pipes を使用すると、6 つの異なるイベントソースのいずれかから、EventBridge イベントバスがサポートする 20 以上のターゲットのいずれかにデータを送信できます。これには、EventBridge API Destinations やイベントバス自体を介した HTTPS エンドポイントが含まれます。カスタマーマネージドキーのサポートにより、Pipe の設定データに対するよりきめ細かいセキュリティ制御が可能になり、組織の規制およびコンプライアンス要件への対応が容易になります。AWS CloudTrail を使用して暗号化キーの使用状況を監査および追跡することもできます。

EventBridge Pipes での カスタマーマネージドキーのサポートは、EventBridge Pipes が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。

開始するには、EventBridge Pipes のドキュメントに記載されている指示に従ってください。カスタマーマネージドキーの詳細については、AWS Key Management Service のドキュメントをご覧ください。