Amazon RDS for MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合の一般提供が開始

投稿日: 2024年9月12日

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for MySQL と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合の一般提供が開始されました。これにより、ペタバイト規模のトランザクションデータに対してほぼリアルタイムで分析と機械学習 (ML) を行うことができるようになりました。今回のリリースにより、単一の Amazon RDS データベースから複数のゼロ ETL 統合を作成できます。また、インテグレーションごとにデータフィルタリングを適用して、特定のデータベースやテーブルの追加や除外をして、ニーズに合わせてレプリケーションを調整できます。AWS CloudFormation を使用して、ゼロ ETL 統合に必要なリソースの設定とデプロイを自動化することもできます。

ゼロ ETL 統合により、複雑なデータパイプラインを構築、管理する必要がなくなり、Amazon RDS から Amazon Redshift へのデータの分析がより簡単になるため、多くのアプリケーションにわたって総合的な洞察を引き出すことができます。Amazon RDS for MySQL にデータが書き込まれてから即座に、データは Amazon Redshift にレプリケートされます。ゼロ ETL を使用すると、統合 ML、Spark サポート、マテリアライズドビューなど、Amazon Redshift の豊富な分析機能を使用して、ほぼリアルタイムのデータに対するデータ分析を強化できます。

このゼロ ETL 統合は、サポートされている AWS リージョンで、RDS for MySQL バージョン 8.0.32 以降、Amazon Redshift Serverless、Amazon Redshift RA3 インスタンスタイプで利用できます。 

このゼロ ETL 統合の詳細については、Amazon RDSAmazon Redshift のドキュメントを参照してください。最新の機能強化の使用をすぐに開始するには、AWS ニュースブログをご覧ください。