Amazon Redshift、データレイクテーブルのマテリアライズドビュー (MV) の増分更新のサポートを開始

投稿日: 2024年10月30日

Amazon Redshift は、データレイクテーブルのマテリアライズドビュー (MV) の増分更新をサポートするようになりました。この機能により、お客様は費用対効果が高く効率的な方法でデータレイククエリのクエリパフォーマンスを向上させることができます。MV の増分更新を有効にすることで、お客様はより効率的かつ低コストな方法で最新のデータを維持できます。

お客様はデータレイクテーブルを活用して、費用対効果の高いストレージと他のツールとの相互運用を実現しています。現在、Apache Iceberg などのオープンテーブルフォーマット (OTF) では、データが継続的に追加および更新されています。以前は、データを変更すると、最新のデータを維持するためにマテリアライズドビューの完全な再計算が必要でした。Amazon Redshift では、ベースデータレイクテーブルの変更を識別し、データセット全体をスキャンする代わりに Amazon S3 から基になるデータの変更部分のみを読み取ることで、データレイクテーブルの MV を段階的に更新できるようになりました。これにより、対象となるマテリアライズドビューのコストと時間を節約できます。

データレイクのテーブルに対するマテリアライズドビューの増分更新のサポートは、すべての商用地域で利用できるようになりました。開始して詳細を確認するには、ドキュメントをご覧ください。