Amazon OpenSearch Ingestion が AWS Lambda によるカスタムデータ変換のサポートを開始

投稿日: 2024年11月22日

Amazon OpenSearch Ingestion では、イベントの処理とルーティングに AWS Lambda を活用できるようになり、ストリーミングデータの複雑な変換と強化が可能になりました。お客様は、OpenSearch Ingeston のパイプラインでカスタム Lambda 関数を定義して、高度な検索のユースケースを実行するための外部データベースへのベクトル埋め込みやルックアップの生成などのユースケースに対応できるようになりました。

OpenSearch Ingestion では、データを変換する際に Lambda 関数のみを使用するか、Lambda 関数をネイティブの Data Prepper プロセッサとチェーン接続するかを選択できます。また、Lambda を呼び出す前に、イベントの数とサイズに基づいてイベントを 1 つのペイロードにバッチ化して Lambda 呼び出しの数を最適化することで、コストを削減し、スループットを向上させることもできます。さらに、この機能を Amazon OpenSearch Ingestion に組み込まれている条件式と組み合わせて使用すると、リアルタイムアラートのためにメールや通知を送信するなどのユースケースが可能になります。

この機能は、Amazon OpenSearch Ingestion が現在一般提供されている 15 の AWS 商用リージョンすべてでご利用いただけるようになりました。その内訳は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、および欧州 (ストックホルム) となっています。

詳細については、Amazon OpenSearch Ingestion のウェブページおよび Amazon OpenSearch Service デベロッパーガイドをご覧ください。