Amazon Q Business がデータベースとデータウェアハウスからのインサイトの提供を開始 (プレビュー版)
本日、AWS は Amazon Q Business と Amazon QuickSight の統合のパブリックプレビューを発表しました。これにより、構造化データソース (データベース、ウェアハウス) と非構造化データ (ドキュメント、Wiki、電子メール) からの回答を 1 つのアプリケーションに統合する革新的な機能が提供されます。
Amazon Q Business は生成 AI を活用したアシスタントで、企業のシステム内のデータや情報に基づいて、質問への回答、要約の提供、コンテンツの生成、およびタスクの安全な実行を行うことができます。Amazon QuickSight は、インタラクティブなダッシュボード、レポート、分析を通じて構造化データを可視化し、理解するのに役立つビジネスインテリジェンス (BI) ツールです。組織は生成 AI をビジネスインサイトのために活用したいと考えていますが、非構造化データや構造化データへのアクセスは分断されているのが現状です。
QuickSight との統合により、お客様は QuickSight の広範なデータソースコネクタを使用して、構造化されたソースを Amazon Q Business にリンクできるようになりました。Amazon Q Business は、構造化されたソースからの QuickSight の回答と、ドキュメントにあるその他の関連情報を組み合わせて、リアルタイムで応答します。例えば、ユーザーが収益の比較についてたずねると、Amazon Q Business は、PDF の財務レポートからの回答を、QuickSight からのリアルタイムのチャートおよびメトリクスと共に返します。この統合により、ナレッジソース間のインサイトが統合され、組織はこれまでインサイト収集に必要だった時間と複雑さを軽減しながら、さらに多くの情報に基づいた意思決定を行えるようになります。
この統合は、米国東部 (バージニア北部) および米国西部 (オレゴン) の AWS リージョンのすべての Amazon Q Business Pro、Amazon QuickSight Reader Pro、および Author Pro ユーザーがご利用いただけます。詳細については、Amazon Q Business のドキュメントサイトをご覧ください。