Amazon SES がマルチリージョンの送信耐障害性を実現するグローバルエンドポイントの提供を開始
本日、Amazon Simple Email Services (SES) は、2 つの商用 AWS リージョンを通じてレジリエントな送信を行うための機能であるグローバルエンドポイントの提供を発表しました。グローバルエンドポイントは SES APIv2 と連携し、お客様は通常の状況下でメール送信ワークロードを均等に分割して処理するプライマリージョンとセカンダリリージョンを選択できます。いずれかのリージョンで障害が発生すると、トラフィックは影響を受けるリージョンから別のリージョンにシフトし、メールの送信が継続されます。
手動のマルチリージョン設定とは異なり、グローバルエンドポイントを使用すると、選択した 2 つのリージョン間で、検証済みの ID、承認された送信制限、および設定セットを簡単に同期できます。負荷分散された方法で動作することで、両方のリージョンでお客様のメール送信アクティビティに対応できるアクティブな IP アドレスが提供され、停止時に手動で送信ジョブを再配分する必要がなくなります。お客様は、個々のリージョンのエンドポイント ID の代わりにマルチリージョンのエンドポイント ID を使用でき、送信設定を変更する必要はありません。この機能は、専用 IP や Virtual Deliverability Manager などの既存の SES 機能でも機能します。
グローバルエンドポイントは、SES 送信がすでに利用可能なすべての商用 AWS リージョンで利用できます。ソリューションの詳細を説明した新しいブログをこちらからご覧いただけます。また、ここをクリックして、グローバルエンドポイントの詳細を確認したり、初期設定の簡単なガイド付きオンボーディングプロセスを開始したりすることもできます。