Amazon Simple Email Service (SES) が Deterministic Easy DKIM を発表

投稿日: 2024年12月10日

Amazon Simple Email Service (SES) は、Deterministic Easy DKIM (DEED) が利用可能になったことを発表しました。これは新しい形式のグローバルアイデンティティであり、これによって、SES のファーストパーティ送信者であるお客様や独立ソリューションベンダー (ISV) が DomainKeys Identified Mail (DKIM) 管理をより簡単に利用できるようになります。DEED は SES の既存の Easy DKIM ソリューションを拡張し、このソリューションが 1 つのリージョンに限らずすべての商用 AWS リージョンで機能できるようにします。Easy DKIM においては、ID が検証されたリージョンでドメインネームシステム (DNS) ルックアップを行う必要がありましたが、DEED を使用するとその機能が拡張され、お客様は複数のリージョンで DNS 設定を変更せずに同じ ID を使用できるようになります。結果として、お客様の手作業による DNS 管理エラーのリスクが減ります。

発売当初の DEED の主なユースケースは、多国籍事業を展開する大企業のお客様向けです。このようなお客様は、世界中の複数の子会社から SES でメールを送信するためにコアドメイン ID への共有アクセスを必要としています。また ISV も、新しいリージョンに活動を移す場合を含め、顧客に代わって円滑に運営できる必要があります。DEED を使用すると、ISV はプライマリドメインの所有者に DNS 設定の変更を要求することなく、これらの変更を実施できます。

SES DEED は、SES 送信が既に利用可能なすべての商用 AWS リージョンで利用できます。この機能について詳しく説明する新しいブログ投稿をこちらからご覧いただけます。Deterministic Easy DKIM の詳細を確認し、初期セットアップのための簡単なガイド付きオンボーディングプロセスを開始するには、ここをクリックしてください