AWS Config でサービスにリンクされたレコーダーのサポートを開始

投稿日: 2024年12月6日

AWS Config に、サービスにリンクされたレコーダーのサポートが追加されました。これは AWS サービスで管理され、新機能である Amazon CloudWatch テレメトリ設定の監査など、サービス固有のリソースに関する設定データを記録できる、新しいタイプの AWS Config レコーダーです。サービスにリンクされたレコーダーを Amazon CloudWatch で有効にすると、Amazon VPC フローログ、Amazon EC2 詳細メトリクス、AWS Lambda トレースなどの重要な AWS サービスのテレメトリ設定を 一元的に表示できるようになります。

サービスにリンクされたレコーダーを使用すると、お客様に代わって AWS サービスが AWS Config レコーダーをデプロイして管理し、リソースを検出し、設定データを利用して差別化された機能を提供できます。例えば、Amazon CloudWatch で管理されるサービスにリンクされたレコーダーを使用して、組織内の特定の重要なリソースに関するモニタリングのギャップを特定し、テレメトリ設定のステータスを単一のペインに一元的に表示することができます。サービスにリンクされたレコーダーは状態を変えることができないので、一貫性が保たれ、設定の変動がなくなり、エクスペリエンスがシンプルになります。既存の AWS Config レコーダーが有効になっている場合、サービスにリンクされたレコーダーは独立して動作します。そのため、お客様は特定のユースケース向けに AWS Config レコーダーを別個に管理できるとともに、委任された AWS サービスが機能固有の要件向けにサービスにリンクされたレコーダーを管理できます。

Amazon CloudWatch で管理されるサービスにリンクされたレコーダーは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国東部 (オハイオ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム) のリージョンで現在提供されています。Amazon CloudWatch テレメトリ設定機能専用の、AWS Config のサービスにリンクされたレコーダーは、追加料金なしでご利用いただけます。

詳細については、ドキュメントをご覧ください。