AWS が高速データアップロード用の AWS Data Transfer Terminal を発表

投稿日: 2024年12月1日

本日、AWSは、ストレージデバイスを持ち込み、AWS ネットワークに直接接続し、高スループット接続を使用して Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、Amazon Elastic File System (Amazon EFS) などの AWS にデータをアップロードできる安全で物理的な場所である AWS Data Transfer Terminal のリリースを発表しました。現在、Data Transfer Terminal はロサンゼルスとニューヨークに配置されています。時間帯を予約して、最寄りの Data Transfer Terminal 施設を訪問してデータをアップロードできます。

AWS Data Transfer Terminal は、必要に応じて迅速かつ安全に AWS クラウドに転送する必要がある大量のデータを作成または収集するお客様のシナリオに最適です。これらのユースケースは、メディアやエンターテインメント業界での処理用の動画制作データ、自動車業界の先進運転支援システム (ADAS) のトレーニングデータ、金融サービス業界におけるレガシーデータの移行、工業および農業における機器センサーデータのアップロードなど、さまざまな業界やアプリケーションに及びます。Data Transfer Terminal を使用すると、大量データのアップロードにかかる時間を大幅に短縮でき、取り込んだデータを数日や数週間ではなく、数分以内に処理できるようになります。データが AWS にアップロードされると、Amazon Athena で大規模なデータセットを効率的に分析したり、Amazon SageMaker を使用して取り込んだデータで機械学習モデルをトレーニングして実行したり、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) を使用してスケーラブルなアプリケーションを構築したりできます。

詳細については、Data Transfer Terminal の製品ページドキュメントをご覧ください。使用を開始するには、AWS コンソールで近くの Data Transfer Terminal を予約してください。