AWS Glue 5.0 の発表

投稿日: 2024年12月3日

本日は AWS Glue 5.0 の一般提供開始についてお知らせいたします。AWS Glue 5.0 では、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化、Amazon Sagemaker Unified Studio と Sagemaker Lakehouse のサポートなどが可能になります。AWS Glue 5.0 により、データ統合ワークロードを開発、実行、スケーリングして、さらに迅速にインサイトを得ることができます。

AWS Glue はサーバーレスのスケーラブルなデータ統合サービスです。複数のソースからのデータの検出、準備、移動、統合を簡素化します。AWS Glue 5.0 では、エンジンが Apache Spark 3.5.2、Python 3.11、および Java 17 にアップグレードされ、パフォーマンスとセキュリティが新たに改善されています。Glue 5.0 では、オープンテーブルフォーマットのサポートが Apache Hudi 0.15.0、Apache Iceberg 1.6.1、および Delta Lake 3.2.0 に更新され、データレイクのパフォーマンス、コスト、ガバナンス、プライバシーに関する高度なユースケースを解決できるようになりました。AWS Glue 5.0 では、AWS Lake Formation に Spark ネイティブのきめ細かいアクセスコントロールが追加されているため、Amazon S3 データレイクにテーブル、列、行、およびセルレベルのアクセス許可を適用できます。最後に、Glue 5.0 では Sagemaker Lakehouse のサポートが追加され、Amazon S3 データレイクと Amazon Redshift データウェアハウスにおけるデータをすべて統合できるようになりました。

AWS Glue 5.0 は現在、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ストックホルム)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ) の各リージョンで一般提供されています。

詳細については、AWS Glue の製品ページとドキュメントをご覧ください。