Amazon EKS および Amazon EKS Distro で Kubernetes バージョン 1.32 のサポートを開始

投稿日: 2025年1月24日

Kubernetes バージョン 1.32 では、いくつかの新機能とバグ修正が導入されました。AWS は、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) と Amazon EKS Distro を使用して Kubernetes バージョン 1.32 を実行できるようになったことをお知らせします。本日より、EKS コンソール、eksctl コマンドラインインターフェイス、またはコードとしてのインフラストラクチャツールで、バージョン 1.32 を使用して新しい EKS クラスターを作成したり、既存のクラスターをバージョン 1.32 にアップグレードしたりできるようになります。

Kubernetes バージョン 1.32 では、カスタムリソースのフィールドセレクターの安定したサポートや、ステートフルセットによって作成された永続ボリュームクレームの自動削除など、いくつかの改善点が導入されています。このリリースでは、FlowSchema および PriorityLevelConfiguration の v1beta3 API バージョンが削除されます。Kubernetes バージョン 1.32 の変更点の詳細については、ドキュメントと、Kubernetes プロジェクトのリリースノートを参照してください。

AWS GovCloud (米国) リージョンを含め、EKS を利用可能なすべての AWS リージョンで、EKS が Kubernetes バージョン 1.32 をサポートするようになりました。

EKS で利用可能な Kubernetes のバージョンや、クラスターをバージョン 1.32 に更新する方法についての詳細は、EKS のドキュメントを参照してください。Kubernetes クラスターのアップグレードに影響する可能性のある問題がないかどうか、EKS クラスターインサイトを使用して確認できます。Kubernetes バージョン 1.32 に対応した EKS Distro のビルドは、ECR Public Gallery および GitHub で入手できます。EKS バージョンのライフサイクルポリシーに関する詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。