Amazon EventBridge がクロスアカウントターゲットへの直接配信を発表

投稿日: 2025年1月21日

Amazon EventBridge イベントバスでは、別のアカウントの AWS サービスにイベントを直接配信できるようになりました。この機能により、アーキテクチャの全体的なコストと複雑さを軽減しながら、複数のアカウントを使用してセキュリティを強化し、ビジネスプロセスを合理化できます。

Amazon EventBridge EventBus はサーバーレスのイベントブローカーです。このサービスでは、独自のアプリケーション、サードパーティーの SaaS アプリケーション、その他の AWS サービス間でイベントをルーティングすることにより、スケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを作成できます。今回のリリースにより、中間の EventBridge Event Bus や Lambda 関数などの追加のインフラストラクチャを必要とせずに、別のアカウントのサービスを直接ターゲットにできるようになり、アーキテクチャが簡素化され、コストが削減されます。例えば、EventBridge Event Bus から別のアカウントの別のチームの SQS キューに直接イベントをルーティングできるようになりました。イベントを受け取るチームは、EventBridge のリソースを把握したり管理したりする必要はなく、キューへのアクセスを提供するための IAM アクセス権限を付与するだけで済みます。イベントは、Amazon SQS、AWS Lambda、Amazon Kinesis Data Streams、Amazon SNS、Amazon API Gateway などのリソースベースの IAM ポリシーをサポートする EventBridge ターゲットにクロスアカウントで配信できます。

クロスアカウントターゲットへの直接配信は、すべての商用 AWS リージョンで利用できるようになりました。詳細については、当社のブログ記事またはドキュメントをご覧ください。料金情報については、EventBridge 料金表ページをご覧ください。