Amazon Redshift がクエリのモニタリングと診断を改善する拡張クエリモニタリングをリリース

投稿日: 2025年1月29日

Amazon Redshift のクエリモニタリング機能が強化され、パフォーマンスのボトルネックを効率的に特定して分離できるようになりました。この機能により、データウェアハウス内のクエリパフォーマンスを追跡、評価、診断するための包括的な洞察が得られ、システムテーブルやログを手動で分析する必要がなくなります。

AWS コンソールからアクセスできる拡張クエリモニタリングにより、パフォーマンス履歴を表示して傾向を分析することや、ワークロードの変化を検出することが可能になるほか、クエリパフォーマンスが経時的にどう変化しているかを把握したり、クエリプロファイラーを使ってパフォーマンスに関する問題を診断したりできるようになります。特定の時間枠を分析して問題のあるクエリを見つけ、パフォーマンスの傾向を確認し、詳細なクエリプランに掘り下げることができます。拡張クエリモニタリングは SYS_QUERY_DETAIL などのシステムビューに依存しており、ユーザーは Redshift データウェアハウスに接続する必要があります。通常のユーザーは自分のクエリのみを表示できますが、SYS:MONITOR ロールを持つ管理者はデータウェアハウス全体のクエリをモニタリングできます。

拡張クエリモニタリング機能が、Amazon Redshift を利用可能なすべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンにおいて、Amazon Redshift Serverless と Amazon Redshift でプロビジョニングされたデータウェアハウスの両方で一般提供されるようになりました。詳細については、ドキュメントをご覧ください。