Amazon Redshift、ゼロ ETL 統合の履歴モードのサポートを開始
本日、Amazon Redshift はゼロ ETL 統合の履歴モードの開始を発表しました。この新機能により、Amazon Redshift で、追加設定やコードの記述なしで、データベースの履歴データに基づいて Type 2 Slowly Changing Dimension (SCD 2) テーブルを作成することができるようになります。履歴モードを使用することで、履歴データの変更を追跡および分析するプロセスが簡単になり、時間の経過に伴うデータの変化から貴重なインサイトが得られます。
履歴モードでは、履歴データに対する高度な分析、ルックバックレポートの作成、Amazon DynamoDB、Amazon RDS for MySQL、Amazon Aurora MySQL、Amazon Aurora PostgreSQL を含む複数のゼロ ETL データソースでのトレンド分析を簡単に行うことができます。履歴モードでは、完全なデータ変更履歴が保存され、データソース間で重複したコピーが保持されることはないため、組織がストレージのニーズと運用コストを大幅に削減しつつデータストレージの要件を満たすのに役立ちます。履歴モードは、既存の統合と新しい統合の両方で使用できます。統合内の特定のテーブルを選択して、それらのテーブルでのみ履歴追跡を有効にすることができるので、より柔軟なデータ分析が可能です。
ゼロ ETL 統合の詳細と使用開始方法については、Amazon Redshift のご利用開始ガイドをご覧ください。履歴モードとその利点の詳細については、ドキュメントを参照してください。