RA3 クラスター向け Amazon Redshift マルチ AZ の一般提供を新たに 2 つの AWS リージョンで開始
Amazon Redshift は、アジアパシフィック (タイ) およびメキシコ (中部) の AWS リージョンで RA3 クラスター向けにマルチ AZ 配置の一般提供を開始したことを発表しました。Redshift マルチ AZ 配置では、データウェアハウスを複数の AWS アベイラビリティーゾーン (AZ) で同時に実行し、予期しない障害シナリオでも運用を続けることができます。マルチ AZ 配置では、Amazon Redshift サービスレベルアグリーメント (SLA) の可用性の保証が 99.99% に引き上げられます。また、非常に要求の厳しいミッションクリティカルなワークロードに対応する可用性の高いデータウェアハウスが提供されます。
ミッションクリティカルなワークロードを抱える企業のお客様は、フェイルオーバー時間が短く、アプリケーションへの影響を最小限に抑えられるシンプルな運用が可能なデータウェアハウスを必要としています。Redshift マルチ AZ 配置は、そうした必要を満たすのに役立ちます。復旧時間を短縮し、AZ 障害など万が一の事態が発生した場合に別の AZ で自動的に復旧できるためです。Redshift マルチ AZ データウェアハウスは、複数の AZ で運用し、複数の AZ のコンピューティングリソースを使用して読み取りクエリと書き込みクエリを処理します。これによって、クエリ処理のスループットが最大化されます。
RA3 クラスター向け Amazon Redshift マルチ AZ は、Redshift コンソール、API、CLI で一般提供されています。マルチ AZ が利用可能なすべてのリージョンについては、サポートされている AWS リージョンを参照してください。
Amazon Redshift マルチ AZ の詳細については、「Amazon Redshift の信頼性」ページおよび Amazon Redshift マルチ AZ に関するドキュメントのページをご覧ください。