AWS WAF コンソールに新しい Top Insights (上位のインサイト) のビジュアライゼーションを追加
AWS WAF のコンソールダッシュボードに、トラフィックの上位のソースに関するインサイトを得られる、より充実したビジュアライゼーション機能が追加されました。この機能により、CloudWatch のロギング先を設定しているお客様は、All traffic (すべてのトラフィック) ダッシュボード内に新しい Top insights (上位のインサイト) セクションを表示できます。
これまで、お客様は CloudWatch メトリクスに基づいてビジュアライゼーションを表示するデフォルトのダッシュボードである All traffic (すべてのトラフィック) ダッシュボードを使用していました。トラフィックの可視性を高めようと継続的に努力しているお客様は、CloudWatch メトリクスに基づくビジュアライゼーションに加えて、ログに基づくより高度なビジュアライゼーションを求めていました。本日より、CloudWatch のロギング先を設定しているお客様は、All traffic (すべてのトラフィック) ダッシュボード内でこの新しい Top insights (上位のインサイト) セクションにアクセスできるようになります。このセクションには、終了ルール、クライアント IP、URI パスなどに基づくより詳細なビジュアライゼーションが含まれます。これらの重要なインサイトにより、お客様はセキュリティ体制をよりよく理解し、異常を迅速に特定し、それに応じて WAF 構成を最適化することができます。たとえば、不審な IP アドレスからのトラフィックが予想以上に多い場合、お客様はこの異常に対処するための IP ブロッキングルールを作成する措置を講じることができます。
ダッシュボードからクエリされたメトリクスとログには、標準の CloudWatch 料金が適用されます。料金の詳細については、AWS CloudWatch の料金ページを参照してください。この機能は、サポートされているすべてのオリジンで WAF を利用できるすべての商用 AWS リージョンでご利用いただけます (中国リージョンを除く)。All traffic (すべてのトラフィック) ダッシュボードの詳細については、開発者ガイドをご覧ください。