Amazon CloudWatch が Aurora PostgreSQL のロック競合の診断機能を提供開始

投稿日: 2025年2月10日

Amazon CloudWatch Database Insights では、Aurora PostgreSQL インスタンスのロック競合の診断機能を提供するようになりました。この機能により、現在発生しているロック競合問題と過去のロック競合問題の根本原因を数分で特定できます。ロック競合の診断機能は、CloudWatch Database Insights のアドバンストモードでのみ実行できます。

この機能により、Database Insights コンソールでロック条件を可視化し、ブロッキングセッションと待機セッションの関係を表示できます。この可視化により、ロック競合の原因となっている主要なセッション、クエリ、オブジェクトを迅速に特定できます。さらに、この機能では過去のロックデータを 15 か月間保持するため、過去のロック条件を分析および調査できます。ロック競合の問題を診断するために、手動によるカスタムクエリの実行や、アプリケーションログの確認の必要がなくなり、トラブルシューティングプロセスが効率化されます。

この機能は、Aurora サービスコンソール、AWS API、AWS SDK を使用して Aurora PostgreSQL クラスターで CloudWatch Database Insights のアドバンストモードを有効にすることで使用を開始できます。CloudWatch Database Insights は、フリートレベルで集約されたデータベースヘルスモニタリングと、データベースおよび SQL クエリの詳細な分析のためのインスタンスレベルのダッシュボードを提供します。

CloudWatch Database Insights はすべてのパブリック AWS リージョンで利用でき、vCPU ベースの料金が設定されています。詳細については、料金表ページを参照してください。その他の詳細については Database Insights のドキュメントをご覧ください。