Amazon Elastic Block Store (EBS) がコンソールと API に完全なスナップショットのサイズ情報を追加
Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) では、EBS スナップショットの完全なスナップショットのサイズが表示されるようになりました。この機能拡張により、お客様は、DescribeSnapshots API を使ったプログラムで新しいフィールドである full-snapshot-size-in-bytes を使用し、完全なスナップショットのサイズを取得できます。完全なスナップショットのサイズは、EBS スナップショットコンソールの新しい [Full snapshot size] 列にも表示されます。
EBS スナップショットは基本的に増分バックアップであるため、あるボリュームのスナップショットを時間の経過とともに複数作成すると、各スナップショットには新しいブロックまたは変更されたブロックのみが保存され、以前のスナップショットから変更されていないブロックへの参照は維持されます。
[Full snapshot size] フィールドには、そのスナップショットで直接保存されたブロックと、以前のスナップショットから参照されるすべてのブロックの両方を含めた、スナップショットの合計ブロックサイズが表示されます。例えば、100 GB のボリュームに 50 GB のデータがある場合、[Full snapshot size] には、最初のスナップショットか後続のスナップショットかにかかわらず 50 GB と表示されます。
[Full snapshot size] フィールドには、アーカイブ階層のスナップショットの合計サイズや、そのスナップショットの作成時にソースボリュームに書き込まれたデータ量など、EBS スナップショットストレージに関する重要な情報が表示されます。これは増分スナップショットサイズとは異なることに注意してください。増分スナップショットサイズは、新たに変更されて、特定のスナップショットに保存されたブロックのサイズのみを示します。
この機能は、すべての商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンで一般提供が開始されました。使用開始するには、EBS スナップショットユーザーガイドと API 仕様をご覧ください。