Amazon ECS でサービスのショート ARN をロング ARN に更新することが可能に
ショート Amazon リソースネーム (ARN) を使用する既存の Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) サービスを、サービスを再作成することなく、ロング ARN を使用するように更新できるようになりました。これにより、長期間稼働している Amazon ECS サービスにタグ付けできるため、コストをより適切に割り当て、可視性を向上させ、これらのサービスに対するきめ細かなリソースレベルのアクセス権限を定義できます。
2018 年以降、ロング ARN 形式 (ARN にクラスター名を含む) を使用する Amazon ECS サービスにタグを付けることができましたが、旧式のショート ARN 形式で作成されたサービスにタグを付ける場合は、サービスを削除して再作成する必要がありました。今回、ECS では、サービスを再作成しなくても、旧式のショート ARN 形式で作成されたサービスにタグ付けできるようになりました。この機能を有効にするには、次の 2 つのステップを完了する必要があります。まず、タスクとサービスのロング Amazon リソースネーム (ARN) 形式に対してアカウントをオプトインします。次に TagResource API アクションを使用してロング ARN 形式に移行したいサービスにタグ付けします。これらのステップを完了すると、ECS によってサービスの ARN がロング ARN 形式に更新され、サービスにタグ付けされます。ロング ARN 形式を使用するようにサービスを更新すると、IAM でリソースベースのアクセスポリシーを定義し、コストと使用状況レポート、および Cost Explorer でサービスのコストをきめ細かくモニタリングできます。
すべての AWS リージョンにおいて、AWS コンソール、CLI、および API を使用してショート ARN のサービスをロング ARN に更新できます。詳細については、ドキュメントをご覧ください。