Amazon Redshift Serverless がサブネットに必要な IP アドレスを 3 つに削減
Amazon Redshift Serverless は、サブネットに必要な IP アドレスを 3 つに削減したことを発表しました。拡張 VPC ルーティング (EVR) を有効にせずに Amazon Redshift Serverless を使用する場合、Amazon VPC の各サブネットに必要な空き IP アドレスは 3 つとなります。この新しい機能により、Amazon VPC サブネットネットワークにおける空き IP アドレスについて心配する必要がなくなり、Amazon Redshift Serverless の使用開始が簡単になります。
これまでは、Amazon Redshift Serverless ワークグループ (ワークグループ) を作成する場合は、サブネットに少なくとも 9 つの空き IP アドレスが必要であり、Redshift 処理ユニット (RPU) のワークグループを更新する場合は、サブネットに少なくとも 10 の空き IP アドレスが必要でした。今回の更新により、EVR を有効にせずにワークグループを作成または更新する場合、基本 RPU のサイズ (8~1024 RPU)、または AI 主導のスケーリングと最適化が有効になっているワークグループやワークグループの RPU 使用率に関係なく、サブネットに必要な空き IP アドレスは 3 つだけとなります。また、基本 RPU のサイズや RPU の使用量に関係なく、AI 主導のスケーリングと最適化が可能なワークグループを含め、既存のワークグループでも IP アドレスの必要数が減少するメリットがあります。 ワークグループの RPU が増加すると、空き IP アドレスの必要数が大幅に削減され、IP アドレスを解放するための手順を実行する必要がなくなるため、管理上のオーバーヘッドが軽減されます。
Amazon Redshift Serverless における空き IP アドレスの必要数を 3 つに削減する変更は、Amazon Redshift Serverless が利用可能なすべての商用 AWS リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンに適用されます。
Amazon Redshift Serverless に必要な空き IP アドレスの詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。