伸縮自在なリソース

AWS 転送サービスラインナップは、伸縮自在な計算インフラストラクチャを使用して、動的ワークロードのニーズを満たすことができます。内蔵の自動スケーリング機能を使用すると、データが経時的に増加する場合でも、追加のリソースのプロビジョニングを心配する必要がありません。ワークロードが 1 日の特定の時間帯または月の数日間に急上昇しても、心配する必要はありません。

複数のユーザー認証方法をサポート

AWS Trasnfer Family は、Microsoft Active Directory や Lightweight Directory Access Protocol (LDAP)等のエンドポイントの一般的なユーザー認証システムをサポートしています。また、サービス内でユーザーの認証情報を直接格納および管理することもできます。既存の ID プロバイダーを AWS Transfer Family に接続することにより、外部ユーザーは、中断することなく、データリソースへ引き続き正確かつ安全にアクセスできるようになります。

AWS ストレージサービスにネイティブに保存されたデータ

交換するファイルをオブジェクトとして Amazon S3 バケットまたは Amazon EFS ファイルシステムに保存して、ビジネスインサイトをより迅速に抽出できるようにしましょう。この交換を可能にする重要なポイントは、関連するファイルメタデータを保持しながら、AWS Transfer Family がデータを S3 または EFS にネイティブに保存することです。例えば、Amazon S3 にファイルを保存しておくと、Amazon Translate を使用して、プロセス文書を世界中の読者が使う言語に合わせることができます。また、Amazon Comprehend を使用してテキストファイルから関係や洞察を抽出したり、Amazon Athena を使用して CSV ファイルを検索して履歴データを分析したりすることもできます。EFS のファイルと同様に、ERP システムを直接統合して、ビジネスパートナーから受け取った時にファイルにアクセスできます。

シンプルなユーザーエクスペリエンス

直感的なユーザーインターフェイスと API により、SFTP、FTPS、FTP、または AS2 エンドポイントの設定とクライアントアクセスのセットアップが簡単に行えます。外部ユーザーの場合、このサービスは WinSCP、FileZilla、およびスクリプトなどの一般的に使用される SFTP クライアントをサポートします。ユーザーはクラウドでデータを共有し続けるために行動を変える必要がありません。ビジネスパートナーがホストするリモートサーバーやオンプレミスの場所に保存されているファイルにアクセスするようにコネクタを設定することもできます。

使い慣れた包括的な AWS 管理サービス

AWS Transfer Family では、セキュリティと識別管理のために AWS Identity and Access Management (IAM) を使用し、モニタリングとアップロード後の処理を開始するためのイベントトリガーに Amazon CloudWatch を使用できます。AWS Key Management Service (AWS KMS)、Amazon S3 サーバー側暗号化、または Amazon EFS のカスタマーマネージドキーを使用して、保管時の暗号化を制御できます。加えて、ユーザーと API 活動の細かい監査で AWS CloudTrail はコンプライアンスの要件を満たしやすくします。

SFTP の料金の詳細
AWS 転送サービスラインナップの価格についてはこちらをご覧ください。

AWS 転送サービスラインナップを使用するのに初期費用はかからず、リソースを使用した分にのみ支払いが発生します。

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