Category: AWS re:Invent


EC2インスタンスタイプのアップデート – T2, R4, F1, Elastic GPUs, I3, C5

今朝早くに、AWSのCEOであるAndy Jassyが次のアップデートとなるEC2インスタンスのロードマップを発表しました。私たちは高I/O、コンピューティング最適化、メモリ最適化インスタンスの性能を向上させるとともに、FPGAベースのコンピューティングを含めたハードウェアアクセラレーションの領域にも進出します。この投稿では本日の発表をまとめるとともに、追加情報を含むそのほかの投稿たちへのリンクを示します。

これらの新しいインスタンスを計画するにあたって、お客さまが直面している問題やEC2で実行しようとしているワークロードについて十分に理解するために、私たちは非常に多くの時間を費やしました。お客さまの反応はさまざまでしたが、頻繁に言及されていたのはインメモリ分析、マルチメディア処理、機械学習(最新のAVX-512命令を用いたもの)、そして大規模でストレージ集積型のERP(Enterprise Resource Planning)アプリケーションなどでした。

次のインスタンス群が本日から利用可能です。

新しいF1インスタンス – F1インスタンスによって、Field-Programmable Gate ArrayまたはFPGAとして知られる、革新的なプログラマブルハードウェアを使用することができます。コードを記述してFPGA上で実行することにより、多くのゲノム分析、地震分析、財務リスク分析、ビッグデータ検索、そして暗号アルゴリズムなどの多くの処理を最大30倍高速化することができます。また本日、F1インスタンスの開発者プレビューおよびハードウェア開発キットをリリースしただけでなく、お客様がFPGAによるアプリケーションやサービスを構築して、AWSマーケットプレイスで販売することもできるようになりました。詳細については開発者プレビュー ー EC2 Instances (F1) with Programmable Hardwareをご覧ください。

新しいR4インスタンス – R4インスタンスは、昨今のメモリインテンシブなビジネスインテリジェンス、インメモリキャッシング、そしてデータベースアプリケーションのために設計されており、最大488GiBのメモリを搭載しています。R4インスタンスは大きなL3キャッシュと高速なメモリスピードにより、R3インスタンスより高い性能を発揮します。ネットワークの観点では、プレイスメントグループで使用した場合に、12Gbpsの専有EBS帯域幅に加えて、ENAによる最大20Gbpsのネットワーク帯域幅をサポートします。インスタンスは6つのサイズがあり、最大64個のvCPUと488GiBのメモリを選択できます。詳細については次世代のメモリ最適化EC2インスタンス(R4)をご覧ください。

拡張されたT2インスタンス – T2インスタンスはCPUの最大出力を定常的に使わないタイプのワークロードで、大きなパフォーマンスを発揮します。お客さまはT2インスタンスを、アプリケーションサーバやWebサーバ、開発環境、継続的インテグレーションサーバ、そして小規模のデータベースといった、さまざまなワークロードで利用されます。私たちはt2.xlarge(16GiBメモリ)とt2.2xlarge(32GiBメモリ)の2つを新たに加えます。既存のT2インスタンスと同様、新しいサイズも十分なベースラインパフォーマンス(既存のインスタンスに比べて最大4倍)に加えて、コンピューティングパワーが必要なときに全コアをバーストさせることができます。詳細については、新しいT2.XlargeとT2.2Xlargeインスタンスをご覧ください。

そして以下のインスタンス群については準備中です。

新しいElastic GPUs – まもなく既存のEC2インスタンスに対して、1GiBから最大8GiBのGPUメモリと、それに見合うコンピューティングパワーを持った、高パフォーマンスのグラフィックアクセラレーション機能を追加できるようになります。Amazonにより最適化されたOpenGLライブラリは、自動でElastic GPUsを検知します。この新たなEC2インスタンスのプレビューを発表するのに合わせて、AWS Graphic Certification Programを提供します。詳細については進行中 – Amazon EC2 Elastic GPUsをご覧ください。

新しいI3インスタンス – I3インスタンスは、Solid State Driveをベースとして高速で低レイテンシの不揮発性メモリ(Non Volatile Memory Express: NVMe)を搭載しています。4KBブロックサイズに対する最大330万のランダムIOPSと、最大16GB/秒のディスクスループットがあります。このインスタンスは、多くのI/Oインテンシブなリレーショナル&NoSQLデータベース、トランザクション処理、分析ワークロードで要求される水準を満たすように設計されています。I3インスタンスには6つのサイズがあり、最大64個のvCPUと488GiBのメモリ、そして15.2TBのストレージ(ERPアプリケーションに最適です)を選択できます。ストレージに保存されたすべてのデータは、保存時に暗号化されます。また新しいElastic Network Adapter(ENA)もサポートしています。

新しいC5インスタンス – C5インスタンスは、インテルの新しいXeon “Skylake” プロセッサをベースとしており、ほかのすべてのEC2インスタンスよりも高速な処理を行うことができます。Broadwellの後継として、SkylakeはAVX-512をサポートしているため、高度な浮動小数点演算を必要とする機械学習、マルチメデイア処理、科学計算、そして金融業務などに適しています。C5インスタンスには6つのサイズがあり、最大72個のvCPUと144GiBのメモリを選択できます。ネットワークの観点では、ENAをサポートするとともに、デフォルトでEBS最適化となっています。

原文: EC2 Instance Type Update – T2, R4, F1, Elastic GPUs, I3, C5(翻訳: SA 志村)

次世代のメモリ最適化EC2インスタンス(R4)

インメモリプロセッシングには大きな需要があります。日ごとに大きくなるワークロードと、世代を経るごとにパワーを増すCPUのおかげもあり、高性能のビジネスインテリジェンス、分析、データマイニング、そしてレイテンシに敏感なその他のワークロードにおいて、データセットを丸ごとメモリに載せることが、前提条件となりつつあります。分散キャッシングとバッチ処理ワークロードもまた、大量のメモリに素早くアクセスできることの恩恵を受けるでしょう。

私たちは本日、次世代のメモリ最適化EC2インスタンスをリリースします。大きなL3キャッシュと高速なメモリを搭載することで、既存のR3インスタンスより高い性能を発揮します。ネットワークの観点では、プレイスメントグループで使用した場合に、1Gbpsの専有EBS帯域幅に加えて、ENAによる最大20Gbpsのネットワーク帯域幅をサポートします。

R4インスタンスには以下の特徴があります。

  • インテル Xeon E5-2686 v4 “Broadwell” プロセッサ(2.3GHz)
  • DDR4メモリ
  • ハードウェア仮想化(HVM)のみ

ラインナップは次の通りです。

モデル vCPUs メモリ(GiB) ネットワークパフォーマンス
r4.large 2 15.25 最大10 Gigabit
r4.xlarge 4 30.5 最大10 Gigabit
r4.2xlarge 8 61 最大10 Gigabit
r4.4xlarge 16 122 最大10 Gigabit
r4.8xlarge 32 244 10 Gigabit
r4.16xlarge 64 488 20 Gigabit

 

R4インスタンスはオンデマンドインスタンスとリザーブドインスタンスの形で、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部(オレゴン)、米国西部(北カリフォルニア)、欧州(アイルランド)、欧州(フランクフルト)、アジアパシフィック(シドニー)、中国(北京)、そしてAWS GovCloud (US) リージョンにおいて利用可能です。詳細はEC2の料金ページをご覧ください。

原文:New – Next Generation (R4) Memory-Optimized EC2 Instances(翻訳:SA 志村)

[APN] 2017年度のプレミアパートナーが発表されました

AWS re:Invent 2017の初日に開催されているGlobal Partner Summitにて
2017年度のAPN Premier Consulting Partnersが発表されました。

gps

日本からはNEC様、NTT DATA様の2社が新たにプレミアパートナーとして紹介され、
既存の5社とあわせて合計7社となりました。各社様、おめでとうございます!

premiers2017

※アルファベット順にてご紹介

これでグローバルでは55社のプレミアパートナーがおり、そのうちの7社が日本のパートナー様となります。
今後共、日本市場へのAWSサービスの展開をお願い致します。

(Partner SA 松本)

パートナーソリューションファインダーの紹介: AWS でのニーズを満たすためのエキスパート APN パートナーを見つける

私の同僚の Kate Miller が AWS Partner Network Blog を投稿しています。本日、彼女のゲスト投稿で、お客様のビジネスニーズにぴったりのパートナー開発者ソリューションを見つけるための新しいツールを紹介しています。

Jeff;


お客様は、AWS でワークロードの設計、移行、管理、最適化を手伝ってくれるコンサルティングパートナーを AWS パートナーネットワーク (APN) 内で求める場合があります。また、ビジネスニーズを満たすために AWS で構築または AWS と統合して活用できるテクノロジーパートナーソリューションを求める場合もあります。AWS には、世界中の何万というコンサルティングパートナーやテクノロジーパートナーで構成されている巨大な AWS パートナープログラムがあります。APN パートナーは、AWS における実質的にすべてのユースケースに対処するお手伝いができます。また、AWS でお客様のニーズに満たすお手伝いができる最適な APN パートナーを、できるだけ簡単に特定して接触できるようにしたいと思います。

AWS パートナーソリューションファインダーの紹介
本日、グローバルパートナーサミットにおいて、APN チームが AWS パートナーソリューションファインダーを発表しました。AWS パートナーソリューションファインダーを使うことで、AWS でビジネスニーズに応じたサービスやソリューションを提供できる APN パートナーをすばやく検索して見つけることができます。AWS パートナーソリューションファインダーでは、以下のことができます。

  • 場所、業界、ユースケース、製品など、一般的なトピック別に検索する
  • 認定された AWS リセラーや AWS マネージドサービスプロバイダーを簡単に見つける
  • AWS コンピテンシーや AWS Service Delivery Program の賞を獲得した APN パートナーをすばやく見つける
  • APN パートナー別に AWS で検証されたデータを一覧表示する
  • APN パートナーとシームレスに接触する

AWS パートナーソリューションファインダーを利用するには、こちらをクリックしてください。

AWS パートナーソリューションファインダーを re:Invent で試す!
今週 re:Invent に参加している方は、パートナーソリューションファインダーを試す機会をお見逃しなく。Sands Lower Lobby、エグゼクティブサミット、AWS ブースのいずれかで弊社のキオスクを訪ねてください。

AWS リーダーシップが語る APN パートナーの利用価値
AWS は初めてですか? AWS でニーズを満たすお手伝いができる APN パートナーの利用方法を詳しく知りたいですか? 次のビデオをご覧ください。Commercial Sales & Business Development 担当バイスプレジデントの Mike Clayville と Channels & Alliances 担当バイスプレジデントの Terry Wise が、コンサルティングおよびテクノロジーパートナーの価値、APN パートナーを雇用する場合のベストプラクティスについて論じています。

Kate Miller、APN Senior Content and Communication Manager

AWS グローバルパートナーサミット – re:Invent 2016 のレポート

私の同僚の Dorothy Copeland は、AWS グローバルパートナープログラムのジェネラルマネージャーです。本日、AWS re:Invent の AWS グローバルパートナーサミットに参加した彼女から、以下の詳細なレポートがゲスト投稿として送信されてきました。

Jeff;


_2MM0323re:Invent での重要な AWS グローバルパートナーサミットが無事終了しました。この丸 1 日のイベントは、AWS パートナーネットワーク (APN) パートナー限定です。今年は、AWS のシニアリーダーの基調講演で、APN に関するいくつかの発表、マーケットのキートレンド、AWS でお客様の成功をサポートする APN パートナーの事例が紹介されました。次に、APN チームが、いくつかのビジネスセッションおよびテクニカルセッションを主催し、APN パートナーが AWS ベースのビジネスを構築して成功させるために役立つトピックを取り上げました。サミットにおいて、過去 12 か月間に 10,000 を超える新しいパートナーが APN に登録されたことが発表されました。これにより、お客様は、何千という新しい APN テクノロジーパートナーや APN コンサルティングパートナーから、AWS と統合されたソフトウェアとして最適なものを見つけ、AWS でのワークロードやアプリケーションの設計、構築、移行、管理に役立てることができます。今年のグローバルパートナーサミットで APN チームが行った他の発表についても、いくつか紹介します。グローバルパートナーサミットの基調講演で、以下の AWS 幹部から発表がありました。

  • Terry Wise
  • James Hamilton
  • Dave McCann
  • Mike Clayville
  • Andy Jassy

基調講演では、以下のお客様からも発表がありました。

  • Dan Zelem、CTO、Johnson & Johnson
  • Adam Japhet、Head of Technology Services Architecture & Design、Scholastic

基調講演のテーマ – AWS でお客様の成功と革新を促進する
世界をリードする企業は、AWS クラウドの俊敏性の利点を活かすために、信頼する APN パートナーからサポートを受けています。Fortune 500 の大半および Fortune 100 の 90% を超える企業は、APN パートナーのソリューションとサービスを利用しています。AWS で培った高いスキルと専門知識を活かして、AWS でのお客様の成功をサポートできるという強みは、APN パートナーならではのものです。基調講演全体を通じ、エンタープライズのお客様をサポートして AWS でデジタル変革および革新を起こす上で APN パートナーが成功した点と、今後 APN パートナーが改善に取り組むべき主な領域が報告されました。特に注目すべき点は、お客様が AWS に移行して AWS の利点を最大限に活用する際の APN パートナーのサポートについて改善の余地があることです。Terry Wise は、エンタープライズの移行、お客様にとっての次世代のクラウドマネージドサービスの価値、APN パートナーが自動化とライフサイクル全体のカスタマーエンゲージメントを通じてお客様に多大な価値を提供する方法について AWS のアプローチを説明しました。また、Terry は新しく発表された VMWare/VMWare Cloud on AWS との連携を紹介し、2017 年に VMWare Cloud on AWS パートナープログラムが開始することを発表しました。また、Terry は、APN パートナーが Amazon Alexa で革新を行っている興味深い方法を紹介しました。APN パートナーが Alexa の主要スキルを獲得できるように APN チームと Alexa チームが連携してサポートする方法についても紹介されました。APN プログラムの開始 APN チームは、基調講演でいくつかの魅力的なローンチを発表しました。以下は、そのまとめです。詳しくは、リンクを通じて AWS Partner Network Blog を参照してください。

  • AWS IoT コンピテンシー: さまざまな IoT ユースケースについて定評あるテクノロジーや導入機能を提供している業界屈指の APN コンサルティングおよびテクノロジーパートナーを紹介します。ユースケースには、インテリジェントファクトリ、スマートシティ、エネルギー、自動車、輸送、ヘルスケアなどが含まれますが、これらに限定されません。
  • AWS 財務サービスコンピテンシー: 銀行決済業務、資本市場、保険業務に携わるお客様向けのサービスやソリューションを提供する APN コンサルティングおよびテクノロジーパートナーを紹介します。
  • AWS Service Delivery Program: Amazon Aurora や AWS GovCloud (US) ワークロードの提供で特に実績のある AWS のサービスやスキルを提供している APN パートナーを AWS のお客様が探すお手伝いをします。
  • AWS Public Sector Program: 有資格の APN パートナーが AWS Public Sector ビジネスを構築して育成するのをサポートします。
  • AWS パートナーソリューションズファインダー: AWS のお客様がビジネスニーズに合った APN パートナーを簡単に検索して見つけ、接触できるようにします。

新しい AWS プレミアコンサルティングパートナーをご利用ください! コンサルティングパートナーが APN のプレミアレベルになるには、極めて高いハードルをクリアする必要があります (詳細はこちら)。現在、55 のプレミアパートナーが登録されています。本日 AWS プレミアコンサルティングパートナーに昇格した企業は以下のとおりです。おめでとうございます!

re:Invent で APN チームに会おう
APN について詳しく知りたい場合は、AWS のメインブースをお訪ねください。期間中、いつでも開いています。

Dorothy Copeland