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H1インスタンス – ビッグデータアプリケーションのための高速・高密度なストレージ

AWSの規模と顧客基盤の多様性により、様々なタイプのワークロードに特化したEC2インスタンスタイプを作成する機会を得られました。例えば、多くの一般的な新ビッグデータの利用ケースは、数テラバイトのデータへの高速でシーケンシャルなアクセスに依存しています。お客様は巨大なMapReduceクラスタを構築して動かし、分散ファイルシステムをホストし、Apache Kafkaを利用して大量のログを処理したいと考えています。


新しいH1インスタンス

新しいH1インスタンスは、この利用ケースに特化して設計されています。既存のD2(高密度ストレージ)インスタンスに比べ、H1インスタンスはローカル磁気ストレージ1テラバイトあたり、より多くのvCPUとメモリを搭載し、ネットワーク帯域幅を拡張しています。リソースのバランスのとれた組み合わせによって、より複雑な課題に対処する能力を提供します。

H1インスタンスは Intel Xeon E5-2686 v4プロセッサ(2.3GHz)で動作し、以下の4つのインスタンスサイズを用意しました(全てVPCのみ、HVMのみ)

インスタンス名 vCPUs
RAM
ローカルストレージ ネットワーク帯域幅
h1.2xlarge 8 32 GiB 2TB 最大 10 Gbps
h1.4xlarge 16 64 GiB 4TB 最大 10 Gbps
h1.8xlarge 32 128 GiB 8TB 10Gbps
h1.16xlarge 64 256 GiB 16TB 25Gps

大きい2つのサイズでは、全コアのTurboで2.7GHz、シングルコアのTurboで3.0GHzのIntel TurboとCPUパワーマネージメントをサポートします。

ローカルストレージはシーケンシャルI/Oで高いスループットを出せるよう最適化されており、2MBのブロックサイズで最大1.15GB/s の転送が期待できます。ストレージは256ビットのXTS-AESとワンタイムキーにより暗号化されます。2つの最大サイズのインスタンスはIntel TurboおよびCPUパワーマネージメントをサポートし、all-core Turboは2.7GHz、single-core Turboは3.0GHzで動作します。

インスタンス間での大容量データの送受信は、拡張ネットワークを使うことで容易に行うことができ、プレースメントグループ内で最大25Gbpsのネットワーク帯域幅が得られます。

今すぐ起動してみましょう

H1インスタンスは米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、米国東部(オハイオ)、欧州(アイルランド)の各リージョンで本日(日本時間2017年11月30日)からオンデマンド型及びスポットでの利用が可能です。その他のリージョンでも準備中です。専用ホスト型、専用インスタンス、リザーブドインスタンス(1年および3年)も同じく利用可能です。

— Jeff;

原文: H1 Instances – Fast, Dense Storage for Big Data Applications (翻訳: SA有岡)

M5 – 次世代の汎用EC2インスタンス

私はいつも新規のEC2ユーザの方には、他のインスタンスタイプを見る前に、まずは汎用インスタンスから使い始め、負荷テストをしてみて、自分のアプリケーションのコンピュート・メモリ・ネットワーキングの利用具合をよく把握することをアドバイスしています。コンピュート、メモリ、ストレージ等に最適化した幅広いインスタンスの選択肢によって、我々のお客様は要件にフィットする最適なインスタンスタイプを選ぶ柔軟さを得ることができます。

私のEC2インスタンスの歴史の記事にあるように、汎用 (M) インスタンスは我々がm1.smallをローンチした2006年まで遡ります。我々はこの家系図の枝にそって進化を続け、M2 (2009年)、M3 (2012年)、そしてM4 (2015年) インスタンスをローンチしてきました。我々のお客様は、汎用インスタンスを使って、WEB & APPサーバを動かしたり、エンタープライズアプリケーションをホストしたり、オンラインゲームを支援したり、キャッシュのクラスタを構築しています。

新しいM5インスタンス

2017年11月29日、我々は新しいM5インスタンスをローンチすることで、次のステップに進みます。我々の継続的なイノベーションへのコミットによる成果を持ち、旧世代よりも良い費用対パフォーマンスまでも得られるインスタンスです。カスタムの2.5 GHz Intel® Xeon® Platinum 8175Mシリーズのプロセッサをベースに、M5インスタンスは過酷なワークロードのために設計されておりM4インスタンスよりもコア単価で14%の費用対パフォーマンスの向上が得られます。AVX-512命令を使っているアプリケーションでは、コア毎にさらに2倍のFLOPSを生み出します。我々はさらに新しいハイエンドなサイズを追加することで、更に多くの選択肢を提供しています。

こちらがM5インスタンス達です(全てVPCのみ、HVMのみで、EBS最適化です):

インスタンス名 vCPUs
RAM
ネットワーク帯域 EBS最適化帯域
m5.large 2 8 GiB 最大 10 Gbps 最大 2120 Mbps
m5.xlarge 4 16 GiB 最大 10 Gbps 最大 2120 Mbps
m5.2xlarge 8 32 GiB 最大 10 Gbps 最大 2120 Mbps
m5.4xlarge 16 64 GiB 最大 10 Gbps 2120 Mbps
m5.12xlarge 48 192 GiB 10 Gbps 5000 Mbps
m5.24xlarge 96 384 GiB 25 Gbps 10000 Mbps

一番下に並んでいる、m5.24xlargeはvCPUの数でいってXインスタンスの次にならぶサイズであり、さらなるスケールアップやワークロードの統合の余地を与えてくれます。これらは拡張ネットワークをサポートし、Placement Group内では最大25 Gpbsまで出すことができます。

専有のEBS最適化の帯域に加え、EBSストレージへのアクセスはNVMeを使うことで改良されています(古いAMIを利用している場合、適切なドライバをインストールする必要があります)。広い帯域とNVMeの組み合わせによりM5インスタンスが使うことができるデータの量を増加させることができます。

今すぐ起動してみましょう

今からUS East (バージニア北部)、US West (オレゴン)、そしてEU (アイルランド)リージョンで、オンデマンドとスポットの形式で起動することができます(リザーブドインスタンスも利用可能です)。そして追加のリージョンも作業中です。

1つ注意点です: 現在のNVMeドライバは高パフォーマンスのシーケンシャルワークロードには最適化されていないので、sc1st1のボリュームをM5インスタンスで使うことはお勧めしていません。この問題は把握済で、この重要なユースケースのためにドライバを最適化する作業を行っているところです。

Jeff;

原文: M5 – The Next Generation of General-Purpose EC2 Instances (翻訳: SA岩永)

Amazon EC2アップデート – スポットキャパシティー、スムーズな価格変更、インスタンスハイバネーションへの合理化されたアクセス

EC2スポットインスタンスは、AWSクラウドの余剰コンピューティングキャパシティへのアクセスを提供します。 我々のお客様は、オンデマンドインスタンスと比較して大幅な節約をもたらす価格で、CI/CD環境とトラフィックジェネレータ、Webサーバとマイクロサービスのホスト、動画のレンダリング、さまざまなタイプの解析ジョブを実行するためにスポットインスタンスを使用しています 。

新しい合理化されたアクセス

11/28、我々はスポットインスタンスのための新しい、合理化されたアクセスモデルを導入します。 スポットインスタンスを起動したい時、RunInstances関数やrun-instancesコマンド、またはAWSマネージメントコンソールを使用して希望内容をシンプルにサブミットするだけで、条件が満たされている限りそのリクエストを実行することができます。 余分な労力を費やすことなく、インスタンスタイプのオンデマンド価格を最大90%削減できるため、同じ予算でアプリケーションスループットを最大10倍向上できます。 この方法で起動するインスタンスは、終了するまで、またはEC2がオンデマンドリクエストのためにEC2スポットインスタンスをターミネートする必要がある場合まで実行されます。 その時点で、スポットインスタンスには通常2分前の警告が与えられる為、その後再生できるフォールトトレラントなアプリケーションに最適です。

スポットマーケット、入札、およびスタンドアロンの非同期APIへの呼び出しを理解する必要があった旧モデルとは異なり、新しいモデルは同期的でオンデマンドとして使いやすいものです。 あなたのコードまたはスクリプトは即座にインスタンスIDを受け取り、リクエストが処理され受け入れられたかどうかを確認する必要はありません。

私たちは可能な限りクリーンでシンプルにしました。現在の多くのスクリプトやアプリケーションを修正して、スポットリクエストで使用することが容易になると予想しています。 スポットインスタンスの予算をさらに管理したい場合は、スポットリクエスト時に最大価格を指定するオプションがあります。 スポットを使用してAmazon EMRAmazon ECSAWS Batchクラスタにパワーを注いでいる場合、またはAWS CloudFormationテンプレートまたはAuto Scaling Groupを使用してスポットインスタンスを起動した場合、変更を加えることなくこの新しいモデルのメリットが得られます 。

RequestSpotInstancesまたは RequestSpotFleetの周辺に構築されたアプリケーションは、変更なしでうまく動作できます。 しかしながらSpotPriceパラメータを含まない要求を行うことができます。

スムーズな価格変更
11/28発表の一環として、スポット価格の変化の仕様を変えて、需給の長期的なトレンドに基づいて価格がより緩やかに調整されるモデルに移行しています。 先ほどお話したように、On-Demand価格の平均70-90%を引き続き保持し、インスタンスの稼働中の期間に有効なスポット価格を引き続き支払えます。 スポットフリート機能をベースに構築されたアプリケーションは、フリートの作成時に指定した設定に基づいて、最も費用対効果の高いプールにスポットインスタンスの配置を自動的に多様化します。

スポット イン アクション
コマンドラインからスポットインスタンスを起動する際、 単にスポット市場を指定してください:

$ aws ec2 run-instances --instance-market-options '{"MarketType":"Spot"}' \
    --image-id ami-1a2b3c4d --count 1 --instance-type c3.large

インスタンスハイバネーション
メモリに多くの状態を保持するワークロードを実行する場合、この新しい機能が好ましいです!

インスタンスが再利用されたときにメモリ内の状態を保存するように手配し、ラップトップを閉じてから開くときと同じように、キャパシティが再び利用可能になったときに中断した場所とインスタンス上のアプリケーションを選択できます。 この機能は、Amazon Linux、Ubuntu、またはWindows Serverを実行しているC3、C4、および特定のサイズのR3、R4、およびM4インスタンスで動作し、EC2ハイバネーションエージェントでサポートされています。

メモリ内の状態は、インスタンスの起動時に設定された領域を使用してインスタンスのルートEBSボリュームに書き込まれます。 プライベートIPアドレスとElastic IPアドレスは、停止/開始サイクル全体にわたって保存されます。

Jeff;

翻訳担当 : SA小川

原文 : Amazon EC2 Update – Streamlined Access to Spot Capacity, Smooth Price Changes, Instance Hibernation

Amazon MQ – ActiveMQのマネージドメッセージブローカーサービス

メッセージングは、分散アプリケーションのパーツを繋げ、弾力性を追加し、スケーラビリティの高い実装を可能にするアーキテクチャです。例えば、今年Amazon Simple Queue Service (SQS)Amazon Simple Notification Service (SNS)は、全体で400億件、1秒あたり1000万件にもおよぶPrime Dayのお客様の注文を処理しましたが、目に見えた問題は発生しませんでした。

SQSとSNSは、クラウドで生まれたアプリケーションに幅広く利用されてきました。しかしながら大規模なお客様の多くは、既にオープンソースベースあるいは商用ライセンスのメッセージブローカーを利用しています。彼らのアプリケーションはミッションクリティカルであり、そこで使われるメッセージングも重要です。お客様は、メッセージインフラストラクチャのセットアップと継続的なメンテナンスが”苦痛である”と言っており、少なくとも1週間に10時間をこの雑用に費やしているとおっしゃっています。

新しいAmazon MQ

11/28日、3クリックで数分ではじめられるApache Active MQのマネージドメッセージブローカーサービスであるAmazon MQ をローンチします! 御存知の通り、Active MQは高速で機能が豊富な人気のオープンソースメッセージブローカーです。キューとトピックを提供し、耐久性あり/無しのサブスクリプション、プッシュベースとポーリングベースのメッセージングとフィルタリングを提供します。

マネージドサービスとして、Amazon MQではActive MQの管理とメンテナンスが考慮されています。これには、ブローカーのプロビジョニング、パッチ適用、高可用性のための障害の検知とリカバリ、メッセージの耐久性に関する責務が含まれています。

Amazon MQでは、Active MQ consoleと、JMS,NMS,AMQP,STOMP,MQTT,WebSocketを含むメッセージングのための業界標準のAPIやプロトコルに直接アクセスができます。これによって、これらの標準を利用するあらゆるメッセージブローカーからコードの書き換えなしにアプリケーションごとAmzazon MQへ移行できます。

開発やテスト用にシングルインスタンスのAmazon MQ brokerまたは、AZを跨って素早い自動的なフェイルオーバーを提供するActive/Standbyのペアを作成できます。どちらの場合もデータはAZをまたがって配置され、ブローカーインスタンスとメッセージストレージを従量課金でご利用いただけます。

Amazon MQはAWSファミリーの一員であり、サービスAPIの認証と認可に対してAWS Identity and Access Management (IAM)を利用します。Amazon CloudWatchメトリクスを利用して、キューの深さのような注目すべきメトリクスを継続的に監視し、 必要に応じてコンシューマーフリートのAuto Scalingを発動したりすることが可能です。
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ハードウェアにダイレクトアクセスを提供するAmazon EC2 Bare Metal (ベアメタル)インスタンス

お客様からAWSへの優れたリクエストをいただく際、私達は詳細に要望をお聞きし、多くの質問をし、理解をしてニーズに応えられるようベストを尽くしています。これらの活動の結果として私達はサービスや新機能をリリースしています。 一方で私達は決して特定のお客様専用の一度きりの仕組みを作りこんだりはしません。その方法は混乱を生み、スケールさせる事を困難にしますし、私達のやり方ではありません。

そうではなく、全てのAWSのお客様は私達が作ったもの全てにアクセスでき、全員が利益を得ることが出来ます。VMware Cloud on AWSがこの戦略での良い実例でしょう。VMware社は私達に、VMwareの仮想化スタックをAWSクラウドのハードウェア上で直接稼働させたい、それによってお客様がAWSがオファーする拡張性、セキュリティ、信頼性を手に入れることが出来るとリクエストしました。

私達は仮想化層をネストする事によるパフォーマンス低下を望んでいない他のお客様からもベアメタルハードウェアに興味があると聞いていました。お客様は物理リソースにアクセスし、パフォーマンスカウンターIntel® VTといった、仮想化環境では通常サポートされないローレベルのハードウェア機能を利用したいと考えていました。また、非仮想化環境でしか稼働できないライセンスのソフトウェアを稼働させるために必要としている方もいました。

ネットワーク、ストレージ、その他EC2関連機能を仮想化プラットフォームの外に出して、専用ハードウェアに移動させる努力を数年間に渡って続けてきており、より良い環境を提供できるための下地が出来ています。この活動は以前のこのブログ(今すぐご利用可能 – Amazon EC2 コンピューティング最適化インスタンス C5)で紹介しており、ハードウエアアクセラレーターでの性能向上を提供できています。

そして現在ではVMware社からのリクエストにあったように、ベアメタルのハードウェアをVMwareハイパーバイザーとともに用意し、これまで通り全てのAWSのお客様に提供しています。では次は何が出来るようになるのか、ぜひ見てみましょう!

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AWS AppSyncの紹介 – リアルタイムおよびオフライン機能を備えたデータ駆動型アプリケーションの構築

現在、モバイルデバイスや便利なアプリケーションは私達の生活にとって欠かせないものになっています。モバイルデバイスへの依存が高まるにつれ、私たちの注目を集めて何百万ものアプリケーションが爆発的に増加しています。これはモバイルデベロッパーにとって、高品質かつリアルタイムなユーザーが求めるアプリケーションを構築する必要があることを意味します。これにより、モバイルアプリケーションは、ユーザー間でのデータ同期、オフラインサポート、データディスカバリーなどの機能が実装されていることが必須になってきています。いくつかの記事、(InfoQDZone、モバイル開発ブログAlleviateTech)によると前述の機能を提供するうえで重要な要素の1つはクラウド型モバイルアプリケーションと言われています。 モバイルデータの同期やデータストレージなどに関しては特にこれが言えるようです。

このような背景から、クラウド上のデータ集約サービスを使って革新的なモバイルアプリケーションを開発するための新サービスを発表するのに最適なタイミングだと考え、AWS AppSync を紹介します。AWS AppSync は、フルマネージドなサーバーレスGraphQL サービスで、リアルタイムデータクエリ、同期、通信、およびオフラインプログラミングの機能を提供します。使い慣れていない人たちのために、GraphQL 仕様に関する情報を簡単に紹介しましょう。 (more…)

AWS Media Services – クラウドベースの映像処理、保存、収益化

初期のWebビデオがどんなものだったのか覚えていますか? スタンドアローンのプレーヤー、低速で不安定な接続、過負荷なサーバー、そして今まで存在していたバッファリングメッセージは、20年も前に標準策定されたものでした。

今日、技術の進歩と幅広い標準のおかげで、物事はずっと改善されています。 視聴者は現在様々な操作が可能で、様々な形、サイズのデバイスを使用して、ブロードキャスト、ストリーミング、またはOTTで送信されたライブおよび録画コンテンツを楽しむことができ、それらコンテンツへの即時アクセスが期待できます。 これらの期待に応えることは、コンテンツクリエイターとディストリビューターにとってのチャレンジです。 ワンサイズのすべての形式でビデオを生成する代わりに、メディアサーバーは、幅広いサイズ、フォーマット、およびビットレートに対応するビデオを制作する準備ができていなければなりません。計画的または計画外の需要の急増にも注意をしなければなりません。このような複雑さに直面しても、コンテンツ収益化モデルを保護するために、コンテンツ及び安定供給するインフラ準備が必要となります。

New AWS Media Services

2017年11月27日、上記課題の1つまたは複数に対応するよう設計された、様々な放送品質のメディアサービスを開始します。これらを一緒に使用して完全なエンドツーエンドのビデオソリューションを構築することも、ビルディングブロックスタイルで1つ以上のサービスを組み合わせて使用することもできます。皆様はインフラストラクチャーのセットアップに使う時間を短縮し、より革新的なコンテンツの作成、配信、収益化に集中することが可能です。サービスはすべて伸縮可能であり、処理能力、接続、ストレージを強化し、100万ユーザー(およびそれを超える)のスパイクを容易に処理できます。

サービスは次のとおりです(一連のインタラクティブコンソールや、包括的なAPIセットからアクセスできます)。

AWS Elemental MediaConvert – OTT、ブロードキャスト、またはアーカイブのためのファイルベースのトランスコーディングサービスで、さまざまなフォーマットやコーデックをサポートします。 マルチチャンネルオーディオ、グラフィックオーバーレイ、クローズドキャプション、いくつかのDRMオプション機能をサポートしています。

AWS Elemental MediaLive – テレビやマルチスクリーンデバイスにリアルタイムでビデオストリームを配信するライブエンコーディングサービスです。エンコードパラメータを完全に制御しながら、信頼性の高いライブチャネルを数分で展開できます。 広告挿入、マルチチャンネルオーディオ、グラフィックオーバーレイ、クローズドキャプションをサポートしています。

AWS Elemental MediaPackage – オリジンサーバーとジャストインタイムパッケージのサービスです。 1つのビデオ入力から、複数のデバイスで視聴するために様々な形式のビデオ出力を生成します。 複数の収益モデル、タイムシフトライブストリーミング、広告挿入、DRM、ブラックアウト管理をサポートしています。

AWS Elemental MediaStoreAmazon Simple Storage Service(S3)の規模と耐久性を活用しながら、ライブストリーミングのような高性能かつ低遅延のアプリケーションで利用可能なメディア最適化ストレージサービスです。

AWS Elemental MediaTailor – 広告配信とサーバーサイド広告挿入、幅広いデバイス、トランスコード、サーバーサイドとクライアントサイドの広告挿入の正確なレポートをサポートする収益化サービスです。

以下のセクションでは、すべての機能をリストするのではなく、できるだけ多くのスクリーンショットをご紹介し、豊富な機能セットとこれら一連のサービスによって得られる設定をよりご理解いただけるように努めます。

AWS Elemental MediaConvert

MediaConvertでは、ファイルに格納されているコンテンツをトランスコードすることができます。 個々のファイルやメディアライブラリ全体を処理することができます。コンテンツと目的の出力を指定する変換ジョブを作成し、それをMediaConvertに送信するだけです。これらはインストールやパッチ適用の必要がなく、納期やパフォーマンスに影響を与えずにニーズに合わせてサービス拡張できます。

MediaConvertのコンソールでは、出力プリセット、ジョブテンプレート、キュー、およびジョブを管理できます:

ビルドインシステムのプリセットを使用することも、独自のプリセットを作成することもできます。 独自プリセットにより設定をフルコントロール可能です:

ジョブテンプレートには名前が付けられ、1つ以上の出力グループが生成されます。クリックしてテンプレートに新しいグループを追加することができます:

すべての準備が整ったら、いくつかの最終的な選択を行いジョブを作成するために「Create」をクリックします。

それぞれのアカウントにおいて、ジョブのデフォルトキューで処理を開始します。キューに入力された仕事はそれぞれのアカウントで使用可能なすべての処理リソースを使用して並列に処理されます。キューに仕事を追加しても、処理リソースは追加されませんが、キュー全体に配分されます。また、あるキューを一時停止して、他のキューに多くのリソースを割り当てることも可能です。より多くのリソースを他に費やすために、キューを一時停止することも可能です。また一時停止したキューにジョブをサブミットすることも可能で、まだ開始していないキューをキャンセルすることもできます。

このサービスの価格は、処理するビデオの量と使用する機能に基づきます。

AWS Elemental MediaLive

このサービスはライブエンコーディング用で、24時間365日稼働させることができます。 MediaLiveチャンネルは、放送業界で顧客が期待する信頼性を提供するために、2つの物理的に分離されたアベイラビリティゾーンに分散した冗長構成で展開されます。 入力信号を指定し、MediaLiveコンソールでチャンネルを定義することが可能です。

入力設定を作成した後、チャンネルを作成し入力設定にアタッチします:

各チャンネルの設定を完全に制御できます:

AWS Elemental MediaPackage

このサービスにより、単一のソースから様々なデバイスにビデオ配信が可能です。コンテンツ保護とジャストインタイムパッケージングに重点を置いており、ユーザーが希望するコンテンツをユーザーが選択した様々なデバイスに提供することができます。チャンネルを作成するだけで利用可能です:

その後、1つ以上のエンドポイントを追加します。 再度申し上げますが、開始ウィンドウやディレイを含む様々なオプション設定が指定でき、フルコントロール可能です:

チャンネルの入力URL、ユーザー名、およびパスワードを確認し、パッケージ化のためにライブビデオストリームをルーティングして利用可能です。

AWS Elemental MediaStore

MediaStoreは、ライブおよびオンデマンドメディア配信に必要なパフォーマンス、一貫性、およびレイテンシを提供します。オブジェクトは、限られた時間の間、オブジェクトストレージの新しい「一時的な」層へ書き込み、読み取られ、S3に暗黙的に移動して長期間の耐久性を実現します。メディアコンテンツをグループ化するためのストレージコンテナを作成するだけで利用可能です。

コンテナは1分程度で利用可能になります:

S3バケットと同様に、MediaStoreコンテナにはアクセスポリシーの設定が可能で、オブジェクトまたはストレージ容量に制限はありません。

MediaStoreは、リクエストレートやパフォーマンス要件に従って、オブジェクトのキー名で管理することにより、容量やスループットの面でS3を最大限に活用するのに役立ちます。

AWS Elemental MediaTailor

このサービスは、サーバー側の広告挿入を処理しながら、即座に広告アセットをトランスコードすることにより、放送品質の視聴者体験を提供します。お客様のビデオプレーヤーがMediaTailorにプレイリストを要求すると、広告サーバを呼び出し、元の動画のオリジナルサーバを参照するプレイリストと、広告サーバが推奨する広告を返します。ビデオプレーヤーは、クライアント側の広告ブロッキングが働かないように、すべての要求を単一のエンドポイントで送信します。 MediaTailor設定を作成するだけで可能です:

コンテキスト情報は、以下のURLにある広告サーバーに渡されます:

このポストの長さにもかかわらず、かろうじてAWS Media Serviceの一面をご紹介できただけです。AWS re:Invent後に、より詳細にこれらのサービスの使い方をご紹介させていただければとおもいます。

Available Now

AWS Media Servicesのセット全体が今すぐ利用可能です。価格はサービスによって異なりますが、利用量課金モデルで提供されています。

Jeff;

原文:AWS Media Services – Process, Store, and Monetize Cloud-Based Video(翻訳:SA安司)

re:Invent での AWS クラウドの舞台裏

AWS re:Invent にご来場の際は、全体の設定と運営がご期待にそうものであるか一度ご確認ください。

運営スタッフは、開催地の選択から、セッションの計画、発表者の選択、メニューの準備、配色の選択、すべての標識の作成や印刷などに至るまで、何万人という AWS のお客様のために最適な学習環境を創り出すよう努めています。

ただし、通常、お客様の目に触れるのは全体の一部にすぎません。このインフラストラクチャ全体を円滑に機能させるために、外からは見えませんが、舞台裏ではスタッフ、プロセス、プラン、システムが一体となって支えています。

今回は、re:Invent インフラストラクチャにとって極めて重要でありながら、実際は舞台裏となっている部分についてご紹介します。携帯、タブレット、カメラ、ラップトップなどのデバイスに適切な Wi-Fi 機能を提供するだけでなく、基調講演のライブストリーミングから WorkSpaces を使用したハンズオンラボに至るまで、多数のイベントを相互に連携させ、インターネットに接続する必要があります。ラスベガス・ストリップの分散したホテルで開催されるイベントでは、信頼性の高い、低レイテンシーの接続が不可欠です。

CenturyLink / Level3 の尽力に感謝
このような運営を実現するために、長年にわたり、Level3 の素晴らしいスタッフの協力を得ています。最近 Level3 は CenturyLink に吸収され、re:Invent のオフィシャルネットワークスポンサーとして、re:Invent 会場全体をつなげるネットワーク光ファイバー、回路、サービスを担当しています。

彼らは、re:Invent のためにストリップの地下に 2 マイルに及ぶダークファイバーを敷設し、2 つの離れた AWS リージョンの複数のアベイラビリティーゾーンにルーティングさせています。Sands Expo Center には冗長な 10 ギガビット接続が装備され、その他の開催地 (Aria、MGM、Mirage、および Wynn) はそれぞれ 2〜10 ギガビットにプロビジョニングされているため、ストリップの半分以上が Direct Connect に対応しています。ある施設の IT マネージャーによると、これはラスベガスでこれまでに設定された一時ハイブリッドネットワークとして最大級とのことです。

Wi-Fi については、showNets が同じネットワークに接続され、お客様のデバイスは Direct Connect アクセスポイントと直接通信します (素晴らしい手配です)。

全体の構成の概略図は次のとおりです。

CenturyLink チームは、re:Invent 会場に臨席し、開催期間中、ライブネットワーク統計情報をツイートします。

この舞台裏と地下の簡単な紹介をお楽しみいただけましたら幸いです。

Jeff;

新機能 – インタラクティブな AWS コストエクスプローラー API

当社は、お客様による AWS のコストの追跡、割り当て、管理を可能にする AWS コストエクスプローラーの提供を、数年前に開始しました。この提供開始や、それ以降に追加された機能に対する反応は、非常に好評です。ただし、Jeff Bezos が語っているように、お客様は「心の底では必ず何かしらの不満を抱えています」。

私は毎日これを直接感じています。当社が新機能の提供を開始すると、それによりお客様は触発されてさらに多くを求めるようになります。たとえば、多くのお客様が揃って自社 IT インフラストラクチャの大部分を AWS クラウドに移行する中で、コストエクスプローラーにフィードする raw データに関して多くのリクエストが寄せられてきました。こうしたお客様は、AWS のコストをプログラムで調べ、アプリケーション別、部門コスト別に帳票や経理システムを更新し、支出を要約した概要ダッシュボードを構築したいと考えています。こうしたお客様の一部では、コストエクスプローラーで提供されるグラフやレポートからのデータの抽出で、問題が発生していたのです。

新しいコストエクスプローラー API
本日より、コストエクスプローラーにフィードする基盤データをプログラムで利用可能になります。新しいコストエクスプローラー API により、前述したすべてを実行できる一連の関数が提供されます。複数のディメンション (サービス、関連アカウント、タグ、アベイラビリティーゾーンなど) にわたりフィルタリングおよびグループ化されたコストと使用量を、日別または月別に集計して取得できます。これにより、簡単に使用を開始し (毎月の合計コスト)、必要な詳細レベル (本番稼働用とタグ付けされた DynamoDB テーブルへの書き込み) までリクエストを絞り込むことができ、応答は数秒で得られます。

そのオペレーションは次のとおりです。

GetCostAndUsage – フィルタリングとグループ化により、1 つのアカウントまたはすべてのアカウント (組織のマスターアカウントはすべてのメンバーアカウントにアクセスできる) のコストおよび使用量メトリクスを取得します。

GetDimensionValues – 指定された期間における指定されたフィルタに対して利用できるフィルタ値を取得します。

GetTags – 指定された期間に利用できるタグキーおよびタグ値を取得します。

GetReservationUtilization – 指定された期間における EC2 リザーブドインスタンスの使用率を、毎日または毎月の詳細度に加えてフィルタリングとグループ化を使って取得します。

これらの関数と、それによって返されるデータにより、お客様のビジネスについてより良い洞察が得られる、本当に興味深いことが可能になると私は考えています。たとえば、個別のマーケティングキャンペーンまたは開発プロジェクトをサポートするために使用するリソースにタグを付け、コストを詳細に調べて、ビジネス上の価値を測定することができます。サイバーマンデイブラックフライデイなど、重要な出来事に関するインフラストラクチャへの支出を、1 セント単位まで知ることが可能になります。

主要事項
この API の利用方法を検討する際は、以下のことを念頭に置いてください。

グループ化 – コストエクスプローラーウェブアプリケーションで提供されるグループ化は 1 レベルですが、API では 2 レベルが提供されます。たとえば、まずサービス別にコストまたは RI 使用率をグループ化してから、リージョン別にグループ化できます。

ページ分割 – 関数は大量のデータを返します。また、追加のデータが利用可能な場合は、 nextPageToken を含めて、ページ分割の AWS 全体のモデルに従います。トークンを指定して同じ関数をもう一度呼び出して、先に進みます。

リージョン – サービスエンドポイントは米国東部 (バージニア北部) リージョンにあり、すべてのパブリック AWS リージョンの使用量データを返します。

料金 – API コールごとに 0.01 USD がかかります。これをわかりやすくするため、この API を使用してダッシュボードを構築し、ユーザーからの 1 か月あたりのヒット数が 1000 であるとします。このダッシュボードの運用コストは 10 USD 程度です。これは独自のシステムをセットアップし、データを抽出、取り込み、インタラクティブクエリに対応するよりもはるかに少ないコストで済みます。

コストエクスプローラー API は今すぐ使い始めることができます。詳細については、コストエクスプローラーの API についてお読みください。

Jeff;

Amazon EC2 の更新 – X1e インスタンスに 5 つのサイズを追加、SLA の強化

今年初めにリリースした x1e.32xlarge インスタンスは、4 TB のメモリを持つ 4 つの AWS リージョンを対象に利用可能となりました。そのリリースから 2 か月後の現在、ユーザーはハイパフォーマンスリレーショナルと NoSQL データベース、メモリ内データベース、そして大量のメモリを活用できる他のエンタープライズアプリケーションに、このインスタンスを使用しています。

X1e のサイズを 5 つ追加
メモリ最適化 X1e シリーズにインスタンスサイズを 5 つ追加しました。ラインアップは次の通りです。

モデル vCPU メモリ (GiB) SSD ストレージ (GB) ネットワーキングパフォーマンス
x1e.xlarge 4 122 120 最大 10 Gbps
x1e.2xlarge 8 244 240 最大 10 Gbps
x1e.4xlarge 16 488 480 最大 10 Gbps
x1e.8xlarge 32 976 960 最大 10 Gbps
x1e.16xlarge 64 1,952 1,920 10 Gbps
x1e.32xlarge 128 3,904 3,840 25 Gbps

インスタンスは Intel® Xeon® E7 8880 プロセッサ、2.3 GHz で実行し、大規模な L3 キャッシュと十分なメモリ帯域幅備えたクアッドソケットを使用しています。ENA ネットワーキングと EBS 最適化はスタンダードで、EBS に最大 14 Gbps までの専用スループット (インスタンスサイズにより異なる) が可能です。

今回のリリースに伴い、アジアパシフィック (シドニー) リージョンで利用可能な X1e すべてのサイズが利用可能になりました。今後は米国東部 (バージニア北部)米国西部 (オレゴン)欧州 (アイルランド)アジアパシフィック (東京)アジアパシフィック (シドニー) リージョンで、オンデマンドまたはリザーブドインスタンスから起動することができます。

EC2 SLA の強化
そしてもう 1 つお知らせです。

EC2 と EBS の両方で EC2 のサービスレベルアグリーメント (SLA) を 99.99% に引き上げました。これはすべてのリージョンの AWS ユーザーを対象に即時有効となります。当社が引き続き取り組んでいるインフラストラクチャとサービスの品質、そして高い運用性を重要視することで、この変更を実現することができました。

Jeff;