名前:長谷川 淳 / Jun Hasegawa
ポジション名:クラウドサポートエンジニア
入社年月:2016 年 4 月
新卒採用 1 期生として AWS サポート(技術支援本部)に入社。


私は AWS サポートで有償サポート契約のあるお客様に対し、技術的なサポートを提供するチームに属しています。AWS のサービスはコンピューティングやネットワーク、データベースはもちろんのこと、機械学習や IoT に至るまで、様々な分野でサービスを提供しているため、常に知識の幅を広げることが求められます。AWS を活用されている高い技術力をお持ちのお客様からのご要望に応えるためには、非常に高い技術レベルが求められます。必要に応じて OS のメモリダンプを調査したり、ネットワークのパケットを解析したりすることもあり、対応したお問合わせの数だけ自分が成長しているという実感があります。

また、非常に優秀なエンジニアが多く集まっているので、周りから日々刺激を受けることができ、それも成長につながっています。

特定の技術領域を選択し深めていくことも出来ますし、幅広いサービスに対応する「フルスタックエンジニア」を目指すことができるのも魅力の1つです。

また、AWS サポートはお客様との距離が近い部署のため、直接フィードバックを得る機会が豊富にあります。そのお客様のフィードバックをもとに、開発チームに機能改善や新機能のリクエストを出す事ができ、過去に実現ができなかったことも、自分で行ったリクエストによって解決されることが多々あります。そういったタイムリーなご案内をすることができ、お客様から直接喜びの声を聞けたとき、働いていて本当に良かったと実感します。

日常的にそれぞれのサービスの使われ方や技術的背景を学ぶ機会があるため、今後は幅広い知識と高い技術レベルを備えるだけでなく、どの知識レベルの方に対しても自分の言葉で分かりやすく説明できるようなエキスパートになりたいと思っています。

正直、はじめは技術的な問い合わせに答えるのだろうという程度の印象と、サポートから自分のキャリアを始めて良いのだろうかといった不安を抱いていました。

しかし AWS のサービス全てを業務上利用できることと、世界中のエンジニアと仕事ができ、自身の技術レベルを世界基準で判断できるという環境に惹かれ入社を決めました。IT 業界には様々な役割をもったエンジニアがいますが、最新の技術にどっぷりつかる仕事がしたいと思い就職活動をしていました。

サービスを開発するエンジニアは特定分野の知識に偏ってしまうことがあるかと思いますが、AWS サポートでエンジニアとして働くと、AWS という幅広いサービス全体のエキスパートになることができますし、あらゆる知識レベルのお客様に対しご理解いただけるような説明の仕方を身に着ける必要があります。こういった、ある意味エンジニアとしては特殊なサポートという仕事 が面白いと思い AWS サポートを選びました。

入社前は外資系企業に対し、「個人主義」や「非協力的」といったイメージを持っており、そうした雰囲気に負けないよう身構えて入社したことを覚えています。

ただ実際に入社してみると 、各エンジニアが性別、年齢、国籍に関わらず強み・弱みを補い合うチームとして AWS サポートを構成していることに驚きました。私は AWS Certificate Manager というサービスの担当もしているのですがその分野に詳しいということで、新卒ではありますが周りの方に頼られる機会があることにも喜びを感じます。これは入社前には想像していなかったもので、この協力体制こそが AWS サポートの強みであると思います。

大学ではネットワークセキュリティ(SSL/TLS)について研究していました。セキュリティに関する知識はもちろん現在も非常に役立っていますが、その中で身につけた、TCP/IP の基礎など、ネットワークの基礎的な知識の重要性を日々感じています。クラウドコンピューティングはネットワーク越しに利用するサービスであり、どのサービスにおいてもネットワークは欠かせません。学生時代はあまり深く理解していませんでしたが少しでも単語や仕組みなどを知っておくと、次にキーワードを見かけたときに興味をもつことができ、学ぶきっかけにもなると思います。

研究以外の活動としては、牛丼チェーン、不動産屋のホームページに掲載するマンションの写真撮影、結婚式の動画制作などのアルバイトをしたり、英語研究部に所属し英語でディベートをしたり、友達と演劇をしたり、旅行先でムービーを制作したりと様々なことにチャレンジしていました。幅広い年齢層の方々とのかかわりの中で社会人として必要なコミュニケーション能力も身に付けることができたと思います。

AWS サポートには中途入社の方々が多くいますが、それぞれの会社でエキスパートと呼ばれるような方ばかりで、新卒として入った当初は、技術レベルにかなり不安を抱えていました。それでも AWS サポートのエンジニアは 、困っている人を技術的にサポートするプロフェッショナルです。分からないことがあれば周りのエンジニアがこれまで経験してきた知見と共に教えてくれますし、教えることが得意で好きな人がたくさんいるので、学生のみなさんが技術レベルを心配する必要はないと思います。

誰かに何かをすることで喜びを感じる方が活躍できる職場だと思います。Amazon には Customer Obsession という文化があり、「地球上で最もお客様を大切にする企業」を目指しています。技術を教えることが好きな方や、エラーが起きた時に周りと一緒になってトラブルシューティングをすることに楽しみを見出せるような方が、AWS サポートに向いていると思います。


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