名前:堀井 / Horii
ポジション名:パートナー開拓営業
入社年月:2016 年 7 月
大学卒業後、外資系半導体メーカーに入社し、新規顧客やパートナーに対する提案営業やセールスプロモーションを担当。その後、外資系ソフトウェア企業へ転職し、法人向け営業を担当。IT システム部門を相手とした新規営業および保守営業を行った後に 2016 年に AWS ジャパンに入社。


AWS を活用したビジネスを構築するパートナー企業の支援を重点においた「AWS パートナーネットワーク」というプログラムの認知拡大およびリクルーティングを行っています。ここでは「新規 AWS パートナー数」「AWS パートナーの AWS 認定試験受験数」「関連イベントへの参加者数」など、定量的な達成目標を年間で設定し、それらの達成のために優先順位を常に確認しながら業務を行うことが求められます。

業務内容は、AWS パートナーネットワークへ興味を持っていただいている企業、参加を目指していただいている企業を対象として、パートナーリクルーティングイベントの開催、全国でのイベント展示ブース対応、電話や E メール、打合せを通しての対応など様々ですが、チームでの定期的なミーティングや、別の部署やグローバルのパートナーチームを含めた打ち合わせを行いながら進めています。

この仕事の醍醐味は、自らの工夫次第でパートナー企業のビジネス拡大に貢献していくことができる点です。その中でグローバルと日本の商習慣の違いもあるため、米国本社へ働きかけ、日本市場の特徴を理解してもらうことが求められるケースもあります。

お客様に AWS の取り組みや方針を正しく伝えることも、得られた知見を社内で共有し、サービスの改良を進めることも、どちらも重要であり、自らの工夫次第でより良い形でパートナー企業のビジネス拡大に貢献していけることがこの仕事の喜びです。

今後のキャリアとしては、ピープルマネージャーを目指すというキャリアパスがありますが、まずは様々な業務を担当してノウハウや経験値を増やし、パートナー開拓営業として成長していきたいと考えています。クラウド市場の拡大に伴い、現在特に地方のお客様からのクラウドへの関心と需要が高まっています。全国のお客様に AWS を利用していただけるよう、今後は関東以外の地域におけるパートナー企業とのコミュニケーションを増やしていきたいと思います。

前職の外資系ソフトウェア企業にて、IT システム部門を相手とした新規営業および保守営業を行う中で、オンプレミスからクラウドへの移行検討を行うお客様の声を多く聞きました。そのような中、「AWS Summit」へ足を運びサービスの内容を深く知ることが AWS に興味を持ったきっかけとなりました。AWS Summit は熱量の高さがどこにいても伝わってくるイベントで、社員はもちろん、AWS を活用しビジネスを行っている方々や AWS に興味関心を持っている方々のモチベーションの高さに驚いた記憶があります。

その後転職面接を受けた際にも、面接官である AWS ジャパン社員の意欲やバイタリティの高さを強く感じ、転職を決意しました。

Amazon には「お客様を第一に考える」という考え方があり、それらのリーダーシッププリンシパルが社員に深く浸透しています。実際に入社して感じるのは、全員が同じ方向を向いてクオリティにこだわった仕事をしていることと、フェアで寛容な環境であることです。

それぞれの社員が得意分野を持ちながら、どうしたら目標を達成できるかを考え、日本国内だけでなくグローバル全体で協力しあって問題解決をはかる文化も気に入っています。

もともと文化や背景の異なる社員が集まっているため、論理的であることを大切にする習慣や、客観的でフェアな評価基準のもと、個性を受け入れる環境が整っています。個人の多用性に対してとても寛容な環境であるため、あらゆる年代・性別・文化背景の方々が働きやすい企業であると思います。

大学時代は、学園祭実行委員や演劇サークルの活動を行ったり、短期留学をしたり、複数のゼミに所属するなど興味を持ったことへ挑戦していました。

論文作成や研究発表のために学んだ一連のプロセスは、仕事を進めるうえでも大切な基礎となっています。問題を発見し、それらを分析・調査する能力。そして、論理的に考え、客観的・定量的なデータを取得し、発表する能力(プレゼンテーション・文章作成)は、様々なプロジェクトを遂行するうえで欠かせない能力となります。特に、グローバルとのミーティングをおこなう際は英語でのやり取りとなるため「論理的であること」「定量的なデータを示すこと」がますます重要となります。

学業以外では、もともとイラストを描くことやデザインが好きだったため、趣味としてイラストや漫画の制作をしながら、ベンチャー企業でイラストレーターとしてのアルバイトをしていました。イラストやデザインについては、現在も趣味として続けており、時々イラストや漫画を描いています。社内でも、ボランティアで画像制作し、それをきっかけに業務上接点のない部門との交流がうまれることが多くあります。イラスト制作は、インドアな雰囲気のためこれまでなんとなく隠してきたことが多かったのですが、社内で個々の得意分野を認め合う環境を非常にありがたく感じています。 

「コンテスト」形式のイベントやプログラムに挑戦することをお勧めします。もともとイラストを描くことが趣味だったため、イラストコンテストにいくつか参加した経験がありますが、条件や目標が定められたなかでどのように表現して、挑戦していくかを考える習慣は社会人生活にも役立つ経験だと感じています。

ビジネスプランコンテスト、ミスコン、広告アイディアコンテストなど様々な形式でのコンテストが学生向けにも開催されていますが、開催企業や団体が何を求めているかを考え、どのような表現をすることでその目的に応えることができるのかを考えることは、今後社会生活を始めるうえでトレーニングにもなると思います。

Amazonでは、グローバルの社員も含めて、新しい仲間に対してとても寛容で、困っている人に対し積極的に協力をする環境があります。このような環境のなかで、与えられた目標に対して、「リーダーシップ」を発揮し、問題解決能力を磨くことが、仕事を進めていくうえで特に重要であると感じています。

また、私は AWS は IT 市場において世界的に最先端の分野でビジネス展開を行っていると思っています。ITの最新トレンドに興味がある方や、グローバルビジネスに興味がある方に、ぜひチャレンジしていただきたいです。