Amazon Elastic File System は、サーバーレスで完全に弾力的なファイルストレージを提供するように設計されており、ストレージ容量やパフォーマンスのプロビジョニングや管理なしでファイルデータを共有することができます。 最低料金や初期費用はかかりません。使用した分のストレージ、低頻度アクセスストレージクラスに保存されたデータへの読み取り/書き込みアクセス、Elastic スループットを使用した読み取り/書き込みアクセス、およびプロビジョニングされたスループットに対してのみ、料金が発生します。

Amazon EFS は、4 つのストレージクラスを提供します。その 4 つとは、Amazon EFS 標準と Amazon EFS 標準 – 低頻度アクセス (EFS 標準 – IA) を含む 2 つの標準ストレージクラス、および Amazon EFS 1 ゾーンと Amazon EFS 1 ゾーン – 低頻度アクセス (EFS 1 ゾーン – IA) を含む 2 つの 1 ゾーンストレージクラスです。

EFS は他の多くのセルフマネージド型のクラウドよりも優れた料金でご利用いただけます。節約できる金額の詳細については、こちらから EFS の総保有コスト (TCO) の例を参照してください

ライフサイクル管理を使用したファイルシステムの効果的なストレージ料金 (一部リージョン)

リージョン 実効ストレージ料金 (USD/GB-月) - 1 ゾーン* 実効ストレージ料金 (USD/GB-月) - 標準**
米国東部 (バージニア北部) 0.043 USD 0.08 USD
米国西部 (オレゴン) 0.043 USD 0.08 USD
アフリカ (ケープタウン) 0.054 USD 0.10 USD
アジアパシフィック (ソウル) 0.047 USD 0.09 USD
カナダ (中部) 0.047 USD 0.09 USD
欧州 (アイルランド) 0.046 USD 0.09 USD
AWS GovCloud (米国東部) 0.056 USD 0.11 USD


*データの 80% がアクセスの頻度が低く、EFS 1 ゾーン – IA に保存されていると想定しています

**データの 80% がアクセスの頻度が低く、EFS 標準 – IA に保存されていると想定しています

AWS 無料利用枠

EFS は AWS 無料利用枠含まれているので、無料で開始できます。サインアップすると、新規の AWS のお客様には、EFS 標準ストレージクラスの 5 GB の EFS ストレージが 12 か月間提供されます。AWS 無料利用枠は、EFS 1 ゾーンストレージクラスに保存されたファイルには適用されません。

無料利用枠の使用量は、AWS GovCloud リージョンを除くすべての AWS リージョンで毎月計算され、自動的に請求額に適用されます。未使用分は持ち越されません。ご利用にあたっての条件が適用されます。詳細については、提供規約をご覧ください。

料金表

AWS の利用を開始してからの 12 か月間は、EFS 標準ストレージクラスを 1 か月あたり最大 5 GB まで無料でご利用いただけます。

Amazon EFS replication (Amazon EFS レプリケーション)

EFS レプリケーションを使用すると、追加のインフラストラクチャやカスタムプロセスを管理することなく、任意のリージョンまたは AZ にファイルシステムをレプリケートできます。宛先リージョンでは、EFS ライフサイクル管理が有効になっている場合、EFS Infrequent Access ストレージクラスのストレージおよび該当する読み取り/書き込みデータアクセス料金をお支払いいただきます。EFS は、任意の AWS リージョンの宛先ファイルシステムにデータをコピーします。複数のリージョンにおけるレプリケーションについては、宛先リージョンへのリージョン間データ転送 (OUT) の料金をお支払いいただきます。複数の AZ における EFS 1 ゾーン – 標準および EFS 1 ゾーン – IA ストレージクラスでのファイルシステムの同じリージョンレプリケーションについては、ソース AZ からの「OUT」のデータについての料金をお支払いいただきます。詳細については、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) オンデマンド料金内のデータ転送同一の AWS リージョンでのデータ転送を参照してください。

Amazon EFS Replication は、AWS の米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、南米 (サンパウロ) 、および AWS GovCloud の各 AWS リージョンでご利用いただけます。

料金の例

1 か月に請求されるストレージの量は、月全体を通じて使用される平均ストレージ領域に基づきます。ストレージ使用量は「GB-月」を単位として測定され、その値を月末に合計してその月の請求額が計算されます。これらの料金例では、データの 20% をアクセス頻度の高いデータ用のストレージクラス (EFS 標準や EFS 1 ゾーンなど) に、80% をアクセス頻度の低いストレージクラス (EFS 標準 – IA や EFS 1 ゾーン – IA など) に保存した場合を想定しており、これは業界で受け入れられている推定値です。

1 か月に請求されるスループット量は、EFS 標準ストレージがその月に許可するものを超えてプロビジョニングされた平均スループットに基づいています。スループットは「MB/秒-月」を単位として測定され、その値を月末に合計してその月の請求額が計算されます。

例 1:

ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあり、100 GB の EFS 1 ゾーンストレージを使用し、月の 31 日間全体で 400 GB の EFS 1 ゾーン – ストレージを使用するとします。月末の時点で、以下の「GB-時間」で使用量が算出されます。

EFS I ゾーンの総使用量 (GB-時間): 100 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 74,400 GB-時間
EFS I ゾーン – IA の総使用量 (GB-時間): 400 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 297,600 GB-時間

GB-時間を合計して GB-月に変換し、次のように月額料金を算出します。

EFS 1 ゾーンストレージの合計料金: 74,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.16 USD/GB-月 = 16 USD
EFS 1 ゾーン – IA ストレージの合計料金: 297,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.0133 USD/GB-月 = 5.32 USD

ストレージ月額料金: 16 USD + 5.32 USD = 21.32 USD または 0.043 USD/GB-月

例 2:

ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあり、100 GB の EFS 標準ストレージを使用し、月の 31 日間全体で 400 GB の EFS 標準 – ストレージを使用するとします。月末の時点で、以下の「GB-時間」で使用量が算出されます。

EFS 標準の総使用量 (GB-時間): 100 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 74,400 GB-時間
EFS 標準 – IA の総使用量 (GB-時間): 400 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 297,600 GB-時間

GB-時間を合計して GB-月に変換し、次のように月額料金を算出します。

EFS 標準ストレージの合計料金: 74,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 30.00 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 297,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 10.00 USD

ストレージ月額料金: 30.00 USD + 10.00 USD = 40.00 USD または 0.08 USD/GB-月

例 3:

この例では、米国東部 (バージニア北部) リージョンで EFS 標準に 100 GB のデータ、そして EFS 標準 – IA に 400 GB のデータを保存する 2 つのシナリオを比較します。 最初のシナリオで、デフォルトのバーストスループットモードを選択します。2 つ目のシナリオで、10 MB/秒のプロビジョンドスループットを設定します。 両方のシナリオで、5 MB/秒のベースラインスループットを利用する資格があります。なぜなら、EFS 標準に 100 GB のデータを保存しているためです。

デフォルトのバーストスループット: デフォルトのバーストスループットモードを使用して、EFS 標準に 100 GB のデータ、そして EFS 標準 – IA に 400 GB のデータ

ストレージ月額料金 (上記のとおり): 40.00 USD

プロビジョンドスループット: 10 MB/秒のプロビジョンドスループットで、EFS 標準に 100 GB のデータ、EFS 標準 – IA に 400 GB のデータ

ストレージ月額料金 (上記の計算結果を参照してください): 40.00 USD
デフォルトのスループット (MB/秒-時間) = (74,400 GB-時間/20 GB-時間) * 1 MB/秒-時間 = 3,720 MB/秒-時間
プロビジョンドスループットの合計 (MB/秒-時間) = 10 MB/秒 x 31 x 24 時間/日 = 7,440 MB/秒-時間
課金されるプロビジョンドスループットの合計 (MB/秒-時間) = 7,440 MB/秒-時間 – 3,720 MB/秒-時間 = 3,720 MB/秒-時間
課金されるプロビジョンドスループットの合計 (MB/秒-月) = 3,720 MB/秒-時間 / (31 日間/月 x 24 時間/日) = 5 MB-月

プロビジョンドスループット月額料金 = 5 MB/秒-月 x 6.00 = 30.00 USD

合計月額料金 = ストレージ月額料金 + スループット月額料金 = 40.00 USD + 30.00 USD = 70.00 USD

例 4:

次の例は、ファイルアクセスパターンが時間とともに変化するシナリオを反映しており、EFS 標準 – IA の各料金設定ディメンションが含まれています。この例では、EFS 標準と EFS 標準 – IA の間でファイルを移動する 2 つの EFS ライフサイクルポリシーが設定されていることを前提としています。

ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあると仮定します。31 日間の月の初めに、ファイルシステムは EFS 標準に 1 TB のファイルを保存します。月の 15 日目に、EFS ライフサイクル管理は、14 日間アクセスがないと、ファイルの 80% を EFS 標準 – IA ストレージクラスに移動します。アクセスが低頻度のファイルが EFS 標準 – IA に移動すると、それらはすべて月に 1 回、10 の異なるクライアントによって完全に読み取られます。読み込んだ 800 GB のファイルは、EFS 標準ストレージクラスに移動します。

最初に、次のように比例配分されたストレージ使用量を計算します。

14 日間の 1 TB の EFS 標準ストレージ (GB-時間): 1,000 GB x 14 日間 x 24 時間/日 = 336,000 GB-時間
17 日間の 200 GB の EFS 標準ストレージ (GB-時間): 200 GB x 17 日間 x 24 時間/日 = 81,600 GB-時間
EFS 標準ストレージの総使用量 (GB-時間): 336,000 GB-時間 + 81,600 GB-時間 = 417,600 GB-時間
17 日間の 800 GB の EFS 標準 – IA ストレージ (GB-時間): 800 GB x 17 x 24 時間/日 = 326,400 GB-時間

次に、ストレージ使用量を GB-月に変換し、次のようにストレージ料金を計算します。

EFS 標準ストレージの合計料金: 417,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 168.39 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 326,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 10.97 USD
EFS ストレージの合計料金: 168.39 USD + 10.97 USD = 179.36 USD

次に、EFS 標準 – IA のファイルのアクセス料金を計算します。

書き込み: 800 GB * 0.01 USD/GB = 8 USD
EFS 標準 – IA のファイルへの読み込みによる EFS 標準へのライフサイクル移行: 800 GB × 0.01 USD/GB = 8 USD (10 クライアントで 1 回)
EFS 標準 – IA アクセス料金の合計: 8 USD + 8 USD = 16 USD

最後に、次のようにその月の EFS の合計料金を計算します。

合計月額料金 = ストレージ合計料金 + アクセス合計料金 = 179.36 USD + 16 USD = 195.36 USD

例 5:

この例は、EFS レプリケーションを使用して、複数のリージョンでファイルシステムをレプリケートしようとしているシナリオを踏まえたものです。この例は、EFS Replication に直接関連するコストに焦点を当てています。

米国東部 (バージニア北部) リージョンに 1TB のデータを含む EFS ファイルシステムがあるとします。このデータのうち、200 GB は EFS 標準ストレージクラスにあり、800 GB は EFS 標準 – IA ストレージクラスにあります。このファイルシステムは、米国西部 (オレゴン) リージョンにレプリケートされています。宛先ファイルシステムが 7 日間の EFS ライフサイクル管理ポリシーを使用してファイルを EFS 標準 – IA ストレージクラスに移動するとします。

レプリケーションを最初にオンにすると、ソースファイルシステム全体が宛先ファイルシステムにコピーされます。レプリケートされたデータは、最初に宛先ファイルシステムの EFS 標準ストレージクラスに到達します。EFS ライフサイクル管理ポリシーの期間 (7 日間) にわたってファイルへのアクセスがない場合、それらのファイルは EFS 標準 – IA ストレージクラスに移動します。

初期同期:

まず、宛先ファイルシステムの比例配分されたストレージ使用量を計算します。

EFS 標準の総使用量 (GB-時間): 1,000 GB x 7 日間 x (24 時間/日) = 168,000 GB-時間
EFS 標準 – IA の総使用量 (GB-時間): 1,000 GB x 24 日 x (24 時間/日/31 日間の月) = 576,000 GB-時間

次に、ストレージ使用量を GB-月に変換し、宛先ファイルシステムのストレージ料金を計算します。

EFS 標準ストレージの合計料金: 168,000 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 67.74 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 576,000 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 19.36 USD

ソースファイルシステムの初期レプリケーションのデータ転送料金は次のようになります。

1 TBのデータの EFS Replication の合計データ転送料金: 1,000 GB x 0.02 USD/GB = 20.00 USD
初期同期の合計ストレージ料金 = 67.74 USD + 19.36 USD = 87.10 USD

ソースファイルシステムの初期同期のデータ転送料金は次のようになります。

1 TBのデータの EFS Replication の合計データ転送料金: 1,000 GB x 0.02 USD/GB = 20.00 USD
米国東部 (バージニア北部) リージョンと米国西部 (オレゴン) リージョン間における初期同期の合計データ転送料金 = 20.00 USD
初期同期の合計料金 = 初期同期の合計ストレージ料金 + 初期同期の合計データ転送料金 = 87.10 USD + 20.00 USD = 107.10 USD

増分的なレプリケーション:

ソースファイルシステムが 7 日後に150 GB の新しいデータを追加すると考えてください。新しいデータは宛先ファイルシステムにレプリケートされ、以前と同様にライフサイクル管理ポリシーに基づき、7 日間にわたって EFS 標準ストレージクラスに常駐します。150 GB の新しいデータの比例配分されたストレージ使用量は、次のように計算されます。

EFS 標準の総使用量 (GB-時間): 150 GB x 7 日間 x (24 時間/日) = 25,200 GB-時間
EFS 標準 – IA の総使用量 (GB-時間): 150 GB x 17 日間 x (24 時間/日) = 61,200 GB-時間

次に、ストレージ使用量を GB-月に変換し、宛先ファイルシステムに追加された 150 GB の新しいデータについてのストレージ料金を計算します。 

EFS 標準ストレージの合計料金: 25,200 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 10.16 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 61,200 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 2.06 USD
増分的なレプリケーションの合計ストレージ料金 = 10.16 USD + 2.06 USD = 12.22 USD

最後に、150 GB の増分データのデータ転送料金を計算します。

EFS Replication の合計データ転送料金: 150 GB x 0.02 USD/GB = 3.00 USD
米国東部 (バージニア北部) リージョンと米国西部 (オレゴン) リージョン間におけるデータの増分的なレプリケーションの合計データ転送料金 = 3.00 USD

増分的なレプリケーションの合計料金 = 増分的なレプリケーションの合計ストレージ料金 + 増分的なレプリケーションの合計データ転送料金 = 12.22 USD + 3.00 USD = 15.22 USD

EFS レプリケーションに関連する合計料金 = 初期同期の合計料金 + 増分的なレプリケーションの合計料金 = 107.10 USD + 15.22 USD = 122.32 USD

例 6:

Amazon EFS で機械学習 (ML) ワークロードを実行していると仮定します。ファイルシステムが米国東部 (バージニア北部) リージョンにあり、31 日の月全体では 500GB のデータがあり、100GB の EFS 標準ストレージと 400GB の EFS 標準 - 低頻度アクセスストレージがあるとします。この急増する機械学習のワークロードがスループットに制約を受けないようにするため、ファイルシステムで Elastic スループットモードを有効にしています。機械学習の推論ワークロードは、75% が読み取りで、ピークスループット 50MB/s を 1 日 3 時間、週 3 日駆動し、残りの時間はアイドルであると仮定します。

ストレージ月額料金
月末の時点で、以下の「GB-時間」で使用量が算出されます。

EFS 標準の総使用量 (GB-時間): 100 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 74,400 GB-時間
EFS 標準 – IA の総使用量 (GB-時間): 400 GB x 31 日間 x 24 時間/日 = 297,600 GB-時間

GB-時間を合計して GB-月に変換し、月額料金を算出します。

EFS 標準ストレージの合計料金: 74,400 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.30 USD/GB-月 = 30.00 USD
EFS 標準 – IA ストレージの合計料金: 297,600 GB-時間 x (1 か月/744 時間) x 0.025 USD/GB-月 = 10.00 USD
ストレージ月額料金: 30.00 USD + 10.00 USD = 40.00 USD または 0.08 USD/GB - 月

 

Elastic スループット月額料金
転送したデータをすべて EFS 標準ストレージに転送したと仮定すると、月末の使用量 (GB) は以下のようになります。

当月の Elastic スループットデータの合計 (GB): 50MB/s× (60 分 × 60 秒 × 3 時間) × 3 日 × 4 週間/1000 = 6,480GB 
エラスティックスループット読み取りデータの合計 (GB): 75% x 6,480 GB = 4,860 GB
エラスティック・スループットの合計書き込みデータ (GB): 25% x 6,480 GB = 1,620 GB

そして、Elastic スループットの月額料金を算出します。

Elastic スループット読み取りデータの料金: 4,860GB×0.03 USD/GB = 145.80 USD 
Elastic スループット書き込みデータの料金: 1,620 GB x 0.06 USD/GB = 97.20 USD

そして、Elastic スループットの月額料金を算出します。

月額スループット料金の合計 = 145.80 USD + 97.20 USD = 243.00 USD

最後に、次のようにその月の EFS の合計料金を計算します。

合計月額料金 = ストレージ合計料金 + スループット合計料金 = 40.00 USD + 243.00 USD = 283.00 USD

データ転送

EFS ファイルのデータの移動は、AWS DataSync だけで管理できます。

AWS DataSync

EFS 内外でのデータ転送を簡素化および高速化するには、管理対象のオンラインデータ転送サービス、AWS DataSync を使用できます。AWS DataSync の使用状況に基づく料金は、簡単で予測可能です。 ソフトウェアライセンス、契約、メンテナンス費用、開発サイクル、必要なハードウェアは一切なく、フラットな、ギガバイト単位の料金で、転送されたデータに対してのみ料金を支払うことになります。

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バックアップ

EFS ファイルのデータのバックアップは、AWS Backup だけで管理できます。

AWS Backup

EFS ファイルをバックアップするには、フルマネージドのバックアップサービスで、AWS のサービス全体にわたり、データのバックアップの一元化および自動化を容易にする AWS Backup をご利用になれます。AWS Backup は、バックアップアクティビティをモニターし、バックアップを探し、必要であれば修復することができる唯一の場所を提供します。AWS Backup では、その月に使用したバックアップストレージ量および修復したバックアップデータの量に対してのみ料金を払います。最低料金および初期費用は発生しません。

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総保有コスト

EFS は他のセルフマネージド型のクラウドよりも優れた料金でご利用いただけます。節約できる金額の詳細については、こちらから EFS の総保有コスト (TCO) の例を参照してください。

料金に関するその他のリソース

AWS 料金計算ツール

AWS の月額料金を簡単に計算できます。

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