ログ分析はビッグデータの一般的なユースケースです。ウェブサイト、モバイルデバイス、サーバー、センサーなどのログデータを分析して、デジタルマーケティング、アプリケーションモニタリング、不正検出、広告、ゲーム、IoT などのさまざまなアプリケーションに利用できます。このプロジェクトでは、アマゾン ウェブ サービスを使用してエンドツーエンドのログ分析ソリューションを構築します。このソリューションでは、バッチデータとストリーミングデータの両方の収集、取り込み、処理、ロードを実行して、既に使用している分析システムで処理済みデータをユーザーがほぼリアルタイムで利用できるようにします。このソリューションは信頼性、拡張性、費用対効果の面で優れており、データボリュームの変化に応じて自動でスケールします。IT 管理はほとんど必要ありません。
実行する内容:
データソースで Kinesis Agent を設定してデータを収集し、Amazon Kinesis Firehose に継続的に送信する。
Kinesis Firehose を使用してエンドツーエンドのデータ配信ストリームを作成する。配信ストリームでは、エージェントから送信先 (Amazon Kinesis Analytics、Amazon Redshift、Amazon Elasticsearch Service、Amazon S3 など) にデータが送信されます。
Amazon Kinesis Analytics で SQL クエリを使用して、受信ログデータを処理する。
Kinesis Analytics から Amazon Elasticsearch Service に処理済みデータをロードして、データのインデックスを作成する。
Kibana を使用して処理済みデータの分析と可視化を実行する。
開始前に必要な準備:
AWS アカウント: ウェブサイトをホストするリソースのプロビジョニングを開始するには、AWS アカウントが必要です。AWS にサインアップしてください。
IT の経験: このプロジェクトを完了するには、ウェブテクノロジーに関する基本的な理解と SQL の知識が必要です。
AWS の使用経験: このプロジェクトを完了するために、AWS の使用経験は必要ありません。
アプリケーションログを生成する既存のサーバーが必要です。
請求額の見積もり:
プロジェクトの完了に必要な費用: このプロジェクトを完了するために必要になると予想される費用は 0.51 USD です。この費用は、お客様が AWS 無料利用枠を利用でき、推奨される構成にそって作業し、プロジェクト完了後 1 時間以内にリソースすべてを終了させることを前提に算出しています。ユースケースには、請求に影響する別の設定が必要になる可能性があります。料金計算ツールを使用すると、お客様のニーズに合わせて費用を見積もることができます。
月請求額の見積もり: ログ分析ソリューションの構築と維持に必要な合計費用は、使用状況と構成によって異なります。このガイドで推奨されるデフォルトの構成を使用した場合、一般的な費用は 1 か月あたり 367.74 USD になります。使用するサービスとそのコストの明細については、使用するサービスとコストを参照してください。
アマゾン ウェブ サービス (AWS) でのストリーミングデータソリューションの詳細について参照してください。
Amazon Kinesis の詳細については、開発者ガイドと API リファレンスを参照してください。
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