AWS の開始方法
継続的デリバリーパイプラインを作成する
Git リポジトリのセットアップ、サンプルウェブアプリのデプロイ、継続的デリバリーパイプラインの作成
モジュール 4: デリバリーパイプラインを作成する
このモジュールでは、AWS CodePipeline を使用して、ソース、ビルド、デプロイの各ステージで継続的デリバリーパイプラインを設定します。
はじめに
このモジュールでは、AWS CodePipeline を使用して、ソース、ビルド、デプロイの各ステージで継続的デリバリーパイプラインを設定します。パイプラインは GitHub リポジトリに保存されているコードの変更を検出し、AWS CodeBuild を使用してソースコードを構築し、AWS Elastic Beanstalk にアプリケーションをデプロイします。
学習内容
- AWS CodePipeline で継続的デリバリーパイプラインをセットアップする
- GitHub リポジトリを使用してソースステージを設定する
- AWS CodeBuild を使用してビルドステージを設定する
- AWS ElasticBeanstalk アプリケーションを使用してデプロイステージを設定する
- GitHub でホストされているアプリケーションを、パイプラインを経由して ElasticBeanstalk にデプロイする
主要な概念
継続的デリバリー ソフトウェアを構築、テスト、デプロイするプロセスを自動化することで、デベロッパーがソフトウェアをより迅速にリリースできるようにするソフトウェア開発のプラクティスです。
パイプライン ソフトウェアの変更がリリースプロセスをどのように通過するかを明確にするワークフローモデルです。各パイプラインは一連のステージで構成されます。
ステージ パイプラインの論理的な区分であり、アクションが実行される場所です。ステージがビルドステージの場合、ソースコードが構築され、テストが実行されます。デプロイステージの場合は、コードがランタイム環境にデプロイされます。
アクション パイプラインのステージで実行されるタスクのセットを指します。例えば、ソースアクションでは、ソースコードが更新された時にパイプラインを開始でき、デプロイアクションでは AWS Elastic Beanstalk のようなコンピューティングサービスにコードをデプロイできます。
所要時間
10 分
使用するサービス
実装
-
新しいパイプラインを作成する
- ブラウザウィンドウで、AWS CodePipeline コンソールを開きます。
- オレンジの [Create pipeline (パイプラインを作成)] ボタン をクリックします。新しい画面が開き、パイプラインを設定できます。
- [Pipeline name (パイプライン名)] フィールドに「Pipeline-DevOpsGettingStarted」と入力します。
- [New service role (新しいサービスロール)] が選択されていることを視覚的に確認します。
- オレンジの [Next (次へ)] ボタン をクリックします。
-
ソースステージを設定する
- [Source provider (ソースプロバイダー)] ドロップダウンメニューから、[GitHub] を選択します。
- 白の [Connect to GitHub (GitHub に接続)] ボタンをクリックします。新しブラウザタブが開き、AWS CodePipeline に GitHub リポジトリへのアクセス権限を与えるよう求められます。
- 緑の [Authorize aws-codesuite (aws-codesuite を承認)] ボタンをクリックします。次に、緑のボックスに「プロバイダを使用してアクションを正常に設定しました」というメッセージが表示されます。
- [Repository (リポジトリ)] ドロップダウンから、モジュール 1 で作成したリポジトリを選択します。
- 「ブランチ」ドロップダウンメニューから [Main (メイン)] を選択します。
- [GitHub webhooks (GitHub ウェブフック)] が選択されていることを視覚的に確認します。
- オレンジの [Next (次へ)] ボタン をクリックします。
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ビルドステージを設定する
- [Build provider (ビルドプロバイダー)] から [AWS CodeBuild] を選択します。
- [Region (リージョン)] で、[米国西部 (オレゴン)] リージョンが選択されていることを確認します。
- [Project name (プロジェクト名)] で [Build-DevOpsGettingStarted] を選択します。
- オレンジの [Next (次へ)] ボタン をクリックします。
-
デプロイステージを設定する
- [Deploy provider (デプロイプロバイダー)] ドロップダウンメニューから [AWS ElasticBeanstalk] を選択します。
- [Region (リージョン)] で、[米国西部 (オレゴン)] リージョンが選択されていることを確認します。
- [Application name (アプリケーション名)] でフィールドをクリックし、モジュール 2 で作成したアプリの「DevOpsGettingStarted」が表示されていることを確認します。
- [Environment name (環境名)] テキストボックスから [DevOpsGettingStarted-env] を選択します。
- オレンジの [Next (次へ)] ボタン をクリックします。パイプラインの設定を確認できるページが表示されます。
- オレンジの [Create pipeline (パイプラインを作成)] ボタン をクリックします。
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パイプラインの初回の実行を見る
パイプラインの実行を見ている間に、ページ上部に緑のバーが表示されます。このページにはパイプラインに定義されているすべての手順が表示され、数分後に各手順が青から緑に変わります。
- 「デプロイ」ステージが緑に変わり、「成功しました」と表示されたら、[AWS Elastic Beanstalk] をクリックします。 AWS Elastic Beanstalk 環境を一覧表示した新しいタブが開きます。
- 「Devopsgettingstarted-env」行の URL をクリックします。白い背景のウェブページと、モジュール 1 で GitHub をコミットしたときのテキストが表示されます。