個別サービスの使用とコスト: AWS の料金設定は、個別サービスそれぞれの使用量に基づいています。各サービスの使用量の総計によって毎月の請求額が決まります。各サービスの内容と請求に与える影響については、下にある各タブをご覧ください。

  • AWS CodePipeline

    説明: AWS CodePipeline は、迅速かつ信頼性の高い方法でアプリケーションを更新するための継続的デリバリーサービスです。CodePipeline では、コード変更があるたびに、定義されたリリースプロセスモデルに基づいてコードを構築、テスト、デプロイします。これにより、機能と更新を迅速かつ信頼性の高い方法で配信できます。GitHub などの一般的なサードパーティサービス向けに事前に構築されたプラグインを使用するか、カスタムプラグインをリリースプロセスの任意の段階に組み込むことで、エンドツーエンドのソリューションを簡単に構築できます。AWS CodePipeline では、使用した分のみ料金が発生します。前払い料金や長期契約はありません。

    料金体系の仕組み: AWS CodePipeline では、アクティブなパイプライン 1 つにつき 1 か月あたり 1 USD の料金が発生します。アクティブなパイプラインは、1 か月間に少なくとも 1 つのコード変更が発生したパイプラインです。パイプラインのアーティファクトを Amazon S3 に保存してアクセスする場合や、パイプラインに接続するその他の AWS およびサードパーティのサービスからアクションをトリガーした場合は、追加料金が発生する可能性があります。AWS 無料利用枠を使用すると、アクティブなパイプラインを 1 か月あたり 1 つ無料で利用できます。

    : 3 つのパイプラインを使用しているものの、ある月にコード変更が発生したパイプラインが 1 つのみの場合、その月の料金は 1 USD のみです。AWS 無料利用枠を使用すると、アクティブなパイプラインを 1 か月あたり 1 つ無料で利用できます。アイドル状態のパイプラインについては、その月の料金は発生しません。

  • AWS CodeDeploy

    説明: AWS CodeDeploy は、Amazon EC2 インスタンス、オンプレミスで稼働するインスタンスなど、さまざまなインスタンスへのコードのデプロイを自動化するサービスです。AWS CodeDeploy を使用すると、新しい機能を短期間でリリースすること、アプリケーションのデプロイ中のダウンタイムをなくすこと、アプリケーションの複雑な更新を処理することが簡単になります。AWS CodeDeploy を使用すると、ソフトウェアのデプロイを自動化して、エラーを起こしやすい手動操作をなくすことができます。また、このサービスはインフラストラクチャに応じてスケールするため、インスタンスの数が 1 つでも数千個でも、簡単にデプロイできます。

    料金体系の仕組み: AWS CodeDeploy を使用した Amazon EC2 インスタンスへのコードデプロイに、追加料金はありません。オンプレミスサーバーへのコードのデプロイに対してのみ料金が発生し、オンプレミスサーバーの更新 1 回につき 0.02 USD が課金されます。例えば、3 台のオンプレミスサーバーへのデプロイは、3 回の更新に相当します。

    : AWS CodeDeploy を使用して 1 つの Amazon EC2 インスタンスにコードをデプロイする場合、料金は発生しません。1 台のオンプレミスサーバーにコードをデプロイする場合、0.02 USD の費用が発生します。

  • Amazon EC2

    説明: Amazon EC2 では、インスタンスと呼ばれる仮想アプリケーションサーバーでコードの変更をデプロイできます。Amazon EC2 を使用することで、変化する要件や需要に合わせたコンピューティング性能の設定やスケーリングが容易になります。実績のある Amazon のコンピューティング環境と統合され、AWS のサービスのスイートを活用できます。

    料金体系の仕組み: Amazon EC2 の料金は、選択するインスタンスタイプ (40 種類を超えるインスタンスタイプに加え、コンピューティング、メモリ、ストレージなどに最適化されたタイプ)、インスタンスを実行するリージョン、実行するソフトウェア、および選択する料金モデル (オンデマンドインスタンス、リザーブドキャパシティー、スポットインスタンスなど) という 4 つの要素によって決まります。詳細については、Amazon EC2 料金を参照してください。

    料金体系の仕組み: 実装ガイドのシンプルなパイプラインの手順にそってデフォルト値を選択した場合は、Amazon Linux を実行する t1.micro インスタンスを 1 つ起動することになります。このインスタンスを 1 か月間実行し続けた場合、その月の合計費用は 15 USD になります (無料利用枠 を利用できない場合)。

  • AWS CodeCommit

    説明: AWS CodeCommit は、完全マネージド型ソースコントロールサービスで、安全で非常にスケーラブルなプライベート Git リポジトリを簡単にホストできます。CodeCommit によって、お客様が独自のソースコントロールシステムを稼働させる必要がなくなり、インフラストラクチャのスケーリングに関する不安要素はなくなります。CodeCommit を使用して、ソースコードからバイナリまですべてのものを安全に保存できます。CodeCommit は既存の Git ツールとシームレスに動作します。

    料金体系の仕組み: AWS CodeCommit でプロジェクトをホストする際の費用は、お客様のアカウントにおける各月のアクティブユーザーの数によって決まります。各アカウントで、1 か月あたりアクティブユーザー 5 人までは (制限の範囲内で) 無料であり、それ以降は、追加のアクティブユーザー 1 人につき 1 か月あたり 1 USD が発生します。前払い料金などの義務はありません。詳細については、AWS CodeCommit 料金を参照してください。

    : お客様のアカウントで、ある月のアクティブユーザー数が 6 人である場合、追加料金または超過料金がないとすると、1 USD が請求されます。

    パイプラインでは、CodeCommit をソースリポジトリとして使用できます。

  • Amazon S3

    説明: Amazon S3 は、安全で耐久性に優れ、高度にスケーラブルなオブジェクトベースのクラウドストレージです。オブジェクトの例として、HTML ページ、CSS ファイル、画像、動画、JavaScript などを保存できます。Amazon S3 は、シンプルなウェブインターフェイスによって、ウェブのどこからでもデータの保存と取得が簡単に行えるオブジェクトストレージであるため、信頼性の高い方法でウェブサイトを訪問者に利用してもらうことができます。

    料金体系の仕組み: Amazon S3 の料金は、使用する Amazon S3 ストレージのタイプ (スタンダード、標準 – 低頻度アクセスなど)、オブジェクトの保存場所 (米国東部、アジアパシフィック (シドニー) など)、保存するデータの量、オブジェクトの保存や取得のリクエストの数、データ転送料金という 5 つの要素によって決まります。詳細については、Amazon S3 料金を参照してください。

    : 米国東部 (北部バージニア) リージョンで Amazon S3 標準ストレージを使用するとします。このガイドのサンプルコードを使用すると、1 MB 未満のソースファイルが保存されます。この場合、料金はほとんど発生しません (0 USD)。AWS CodePipeline によって S3 からソースファイルのコピーが取得された場合や、アーティファクトバケットにアーティファクトがダウンロードされた場合は、S3 のリクエスト (PUT、COPY、POST、GET といったリクエスト) に対して、リクエスト 1 件あたりの料金が発生します。

    パイプラインでは、S3 をソースリポジトリとして使用できます。また、CodePipeline では、S3 を使用してパイプラインにアーティファクトを保存することや、パイプラインのアーティファクトにアクセスすることもできます。

合計請求額の見積もり: AWS で CI/CD パイプラインを実行するのに必要な合計費用は、パイプラインで使用する AWS のサービスによって決まります。月額料金は各製品の構成と使用量により異なりますが、このガイドの手順にそってデフォルトの構成を選択した場合、1 か月あたりの請求額は約 15 USD になります。

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