コネクテッドホーム向けの AWS IoT

AWS IoT を使用することにより、コネクテッドホームデバイスメーカーは、他社と一線を画すコネクテッドホーム製品を大規模環境で簡単、迅速、安全に構築できます。

コネクテッドホームデバイスの使用が増加し続けるにつれて、ますます多くのデータがクラウドにプッシュされています。クラウドでは、最新の IoT と機械学習テクノロジーにより、コネクテッドホームアプリケーションに新しいイノベーションが実現しています。

AWS IoT によって、コネクテッドホームデバイスで生成されるデータを収集、処理、分析し、データに基づいたアクションを実行するスケーラブルな IoT アプリケーションの構築が容易になります。インフラストラクチャの管理は一切不要です。これにより、自社のビジネスと消費者の両方に価値を提供するソリューションとサービスの構築に集中できます。そして、実際の世界とやり取りする、新しいクラスのコネクテッドホームアプリケーションを作成できます。

iRobot はAWS でサーバーレスアーキテクチャを使用して次世代のコネクテッドホームを実現 (日本語字幕) (2:28)

コネクテッドホーム向け IoT のユースケース

ホームオートメーション及び音声支援

ホームオートメーション

AWS IoT を使用すると、どのデバイスでもインターネットに接続することができ、目的のアクションを迅速、確実、簡単に実行できます。これらのデバイスは、単体で、または他のデバイスやハブと連携して動作します。これにより、統合されたスマートホームエクスペリエンスが実現します。さらに、デバイスは Alexa などの音声サービスの利点を活用して、シームレスなカスタマーエクスペリエンスを提供することができます。

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ホームセキュリティとモニタリング

ホームセキュリティとモニタリング

AWS IoT を使用してドアロック、防犯カメラ、漏水検知器などのデバイスを構築すると、機械学習によって脅威の検出、対応、およびコネクテッドホーム所有者へのアラートの送信を自動化できます。AWS IoT では、デバイスは低レイテンシーで動作し、インターネットに接続せずにデータをローカル処理できます。

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ホームネットワークの管理

ホームネットワークの管理

ネットワーク事業者は、Wi-Fi やケーブル TV の接続を含むホームネットワークの問題を、顧客が速やかに特定、対応、および解決できるようにする新しい方法を求めています。AWS IoT 対応のセットトップボックスは、自動的にネットワーク診断を記録して積極的にカスタマーサービスセンターに送信したり、お客様がモバイルアプリケーションからネットワークの状態をモニタリングし、トラブルシューティングできるようにしたりできます。

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導入企業

AWS をコネクテッドホームソリューションに使用する理由

差別化されコスト効率の良い Amazon Alexa 組み込みデバイスの作成

消費者は、自宅にある複数のデバイスを制御し、単純で単調なタスクを自動化する AI アシスタントにますます注目するようになっています。AWS IoT では、ユーザーのお客様が毎日使用するデバイスを音声コマンドを使用して制御できるようにするため、それらのデバイス内に Alexa の機能を簡単に構築できるようにします。

マイクロコントローラー向けの組み込み接続

FreeRTOS は、低電力小型エッジデバイスのプログラミング、デプロイ、保護、接続、管理を簡単にするマイクロコントローラー向けのオープンソースかつリアルタイムのオペレーティングシステムです。これは、すべての家庭で使用されている、サーモスタット、照明器具用スイッチ、ドアロック、センサーなどの低消費電力型デバイスで動作します。FreeRTOS を使用すると、クラウド接続機能を組み込む心配をせずに、新しい接続型デバイスを開発できるため、製品化までの時間を短縮し、コストを削減することができます。

オフライン機能を備えたエッジコンピューティング

AWS IoT Greengrass は、強力なエッジデバイスのためのソフトウェアランタイムです。管理、分析、およびストレージのためにクラウドを利用しながら、イベントに迅速に対応するために生成されたデータに基づいてローカルで動作することが可能です。AWS IoT Greengrass では、クラウドへの接続が断続的であったとしても接続されたデバイスは動作します。デバイスが再接続されたときに、Greengrass はデバイスのデータを AWS IoT Core と同期することによって、接続状況にかかわらずシームレスな機能を実現します。

エッジでの機械学習

AWS Greengrass の ML 推論機能では、クラウド上で ML モデルをトレーニングし、デバイスにデプロイして推論できます。この場合、クラウドに直接接続していなくても推論モデルを実行できるため、データをクラウドにラウンドトリップで送信する費用と時間が不要になり、リアルタイムに推論を実行できます。

信頼性が高く、迅速な対応が可能な通信

AWS IoT Core では、断続的な接続に対する耐久性に特化して設計されたライトウェイトプロトコル MQTT と通信しながらデバイスをクラウドに簡単に接続して、デバイス上のコードフットプリントを最小限に抑え、ネットワーク帯域幅の要件を軽減することができます。AWS IoT は、デバイスとクラウド間に、低レイテンシーでスケーラブルな双方向通信を実現します。AWS IoT Core は、世界中の 20 を超えるリージョンで提供されているため、世界的な展開が可能です。

デバイスのインサイトの管理と取得が容易

AWS IoT Device Management では、デバイスをオンボード、編成、および監視し、接続されているすべてのデバイスの検索に使用できる、リアルタイムのフリートインデックスを作成できます。また、数回クリックするだけで、バグの修正やファームウェアの更新をリモートでプッシュできます。AWS IoT Analytics を利用すると、デバイスの使用状況やパフォーマンスについてのインサイトを取得できるほか、機械学習を活用して予知保全を行うこともできます。

セキュアな接続と通信

AWS IoT は、キーの管理、証明書の認証、およびデータの暗号化によってエンドツーエンドのデバイスセキュリティを提供します。AWS IoT Device Defender は、デバイスに関連したセキュリティポリシーを継続的に監査することで、お使いのすべてのデバイスを保護します。AWS IoT Device Defender では、異常な動作やセキュリティポリシーからの逸脱を検出してユーザーに警告するため、インシデントを隔離して速やかに対応することができます。

仕組み

AWS IoT ー コネクテッドホーム

リソース

AWS IoT リソース

AWS IoT を最大限に活用するための ebook、ホワイトペーパー、オンデマンドウェビナー、アナリストレポート、イベントプレゼンテーション、リファレンスアーキテクチャなどのリソースをご覧いただけます。 

AWS IoT ブログ

AWS IoT ブログでは、AWS IoT サービスのアップデートを取り上げ、AWS のサービスや AWS パートナーネットワーク (APN) の技術を使ってエンドツーエンドの IoT ソリューションを構築する方法について、ウォークスルーやベストプラクティスを紹介しています。

AWS Partner Network

すぐに構築できるソリューション、チュートリアル、リファレンスアーキテクチャが用意されています。これらを活用すれば、最も一般的な IoT ユースケースの解決に、すぐに取り掛かることができます。

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